特許
J-GLOBAL ID:200903004755940004

パネル接合方法、パネル構造体及び鉄道車両構体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-052659
公開番号(公開出願番号):特開2000-247227
出願日: 1999年03月01日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】【課題】 ダブルスキンパネルの接合を効率よく行う方法を提供し、且つ、ステンレス製ダブルスキンパネルを用いた新規な鉄道車両構体を提供すること。【解決手段】 外板42の接合側縁部及び内板44の接合側縁部との間に縁材46を配置し、外板42及び内板44に縁材46を固着する。次いで、内板44,44間に所定の間隙が形成されるよう1対のパネル20,22を配置し、前記間隙を利用して、縁材46の接合部分64,66,68を溶接により接合する。そして、内板44,44間を閉塞するよう繋ぎ板72を縁材46a,46b間に配置し接合する。この方法によれば、溶接作業を一側からのみ行うことが可能となり、パネル同士の接合に際してパネルを反転させる必要がなくなり、効率よく溶接作業を行うことができる。また、接合部がダブルスキン構造となり、接合部における剛性も高いものとなる。
請求項(抜粋):
コアと、前記コアの一側に固着された第1のフェースシートと、前記コアの他側に固着された第2のフェースシートとから成るダブルスキン構造のパネル同士を突き合わせて接合する方法であって、前記パネルを、前記第1のフェースシートの接合側縁部が前記第2のフェースシートの接合側縁部よりも外方に突出したものとする第1ステップと、前記第1のフェースシートの接合側縁部及び前記第2のフェースシートの接合側縁部との間に縁材を配置し、前記第1のフェースシート及び前記第2のフェースシートのそれぞれに前記縁材を固着する第2ステップと、前記第2のフェースシート間に所定の間隙が形成されるよう1対の前記パネルを配置する第3ステップと、前記第2のフェースシート間の間隙を利用して、前記第1のフェースシートの接合側縁部に沿う前記縁材の接合部分同士を溶接により接合する第4ステップと、前記第2のフェースシート間を閉塞するよう繋ぎ板を前記縁材間に配置し、該繋ぎ板と前記縁材とを溶接により接合する第5ステップとを含むパネル接合方法。
IPC (3件):
B61D 17/08 ,  B23K 11/00 520 ,  B61D 17/12
FI (3件):
B61D 17/08 ,  B23K 11/00 520 ,  B61D 17/12

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