特許
J-GLOBAL ID:200903004775307090

フレーム同期方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-340913
公開番号(公開出願番号):特開平6-169304
出願日: 1992年11月30日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【目的】FFTスクランブラによるアナログ秘話通信方式のフレーム同期動作の効率と安定度を向上し、同期情報量を軽減して再生音声品質の向上を図る。【構成】フレーム毎に2つの周波数の同期信号F1,F2が交互に挿入されたアナログ秘話信号を受信してA/D変換した信号を遅延制御部5からのフレーム同期情報に従って遅延させる遅延部2と、その出力をフレーム長の1.5倍にわたって記憶させ先頭及び末尾からそれぞれフレーム長のフレームAとフレームBを出力するシフトレジスタ3と、2つのフレームA,Bに対して相関演算を行った後、2つのフレームに含まれるF1,F2成分の電力比に対応するフレーム同期情報を遅延部2に与えて同期をとるように構成した。
請求項(抜粋):
ディジタル化された音声信号の周波数スペクトラムをフレーム単位に伝送帯域内でスクランブルしたのち2つの周波数F1およびF2の同期用信号が前記フレーム毎に交互に挿入されたアナログ秘話信号を受信して同期をとるフレーム同期方式において、受信した前記アナログ秘話信号をディジタル信号に変換するA/D変換部と、遅延時間の増減を指定するフレーム同期情報に従って前記A/D変換部からのディジタル信号を遅延させる遅延部と、該遅延部の出力信号をフレーム長の1.5倍にわたって記憶させ、先頭及び末尾からそれぞれフレーム長の信号系列を同期専用フレームと同期補助フレームとして出力するシフトレジスタと、該シフトレジスタからの2つのフレームに対して相関演算を行う相関演算部と、該相関演算部から得られる前記2つのフレームに含まれる前記F1およびF2の2つの同期用信号成分の電力比が一方のフレームで所定の一定値に収斂するような遅延量を前記フレーム同期情報として前記遅延部に与える遅延制御部とを備え、前記遅延量の増減は前記2つのフレームのそれぞれにおける前記F1およびF2の2つの同期用信号成分の絶対値の大小に対応して決定され、前記同期補助フレームを同期がとれたデスクランブルフレームとして出力するようにしたことを特徴とするフレーム同期方式。
IPC (4件):
H04L 7/08 ,  H04K 1/04 ,  H04L 9/06 ,  H04L 9/14

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