特許

J-GLOBAL ID：200903004776774201

トナーの製法

発明者： 山田 郁雄 ,  山本 寛
出願人/特許権者： 日本ゼオン株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-156618
公開番号（公開出願番号）：特開平11-038675
出願日： 1998年05月21日
公開日（公表日）： 1999年02月12日
要約：

【要約】【課題】 保存性と定着性とのバランスに優れ、高画質の画像を形成できるトナーを安定的に製造する方法を提供する。【解決手段】 スチレン、離型剤、n-ブチルアクリレート、ジビニルベンゼン、カーボンブラック、重合開始剤、及び帯電制御剤を水分散媒に分散し単量体組成物の分散液を得、この組成物水分散液を、反応器に移し、組成物水分散液を加熱し、水分散液温度が室温から80°Cまでは、水分散液温度を約50°C/時間の速度で昇温させ、水分実基温度が80°Cから85°Cの間では水分散液温度を10°C/時間の速度で昇温させ、水分散液温度が85°Cから89°Cまでは水分散液温度を7°C/時間の昇温速度で昇温させ、最後に水分散液温度を目標重合温度90°Cにして、重合性単量体の重合を行って、トナー粒子を得、このトナー粒子に疎水化処理したコロイダルシリカを付着させてトナーを得た。

請求項（抜粋）：

着色剤、重合開始剤及び重合性単量体を含有する組成物の水分散液の温度を、目標重合温度より10〜40°C低い温度に達した後、水分散液の温度を平均1〜20°C/時間で上昇させ、水分散液の温度が目標重合温度よりも5°C低い温度を超えた後は、水分散液の温度を平均3〜10°C/時間で上昇させて、重合性単量体を重合する工程を含むトナーの製法。