特許
J-GLOBAL ID:200903004777682432

自動車用ドアトリム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 成則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-058186
公開番号(公開出願番号):特開平6-270680
出願日: 1993年03月18日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【目的】 ドアトリムの側方からの衝撃に対する反力特性として、衝撃初期は柔らかく、衝撃後半期はやや固めとなるように衝撃反力特性を調整することにより、乗員に加わる衝撃を緩和することを目的とする。【構成】 射出成形あるいはスタンピングモールド成形からなる芯材20を使用した自動車用ドアトリム10において、側突時乗員の胸部がぶつかるインパクトエリアAにおける芯材20に薄肉部21を設定するとともに、インパクトエリアAにおける芯材20に縦横方向に沿う凹溝22,23を設置する一方、両凹溝22,23の交点24を破断の起点となる薄肉部に設定することにより、衝撃初期において柔らかく、衝撃後半期においてやや固めの反力特性をもたせる。
請求項(抜粋):
射出成形あるいはスタンピングモールド成形により所要の曲面形状に成形された芯材(20)単体,もしくは芯材(20)表面に表皮材(30)を一体貼着して構成され、ドアインナーパネル(40)の室内側に装着される自動車用ドアトリムにおいて、側突時、乗員の胸部が衝突するインパクトエリア(A)における芯材(20)には、薄肉部(21)が設定され、芯材(20)に撓み性が付与されているとともに、縦横方向に凹溝(22,23)が設置される一方、両凹溝(22,23)の交点(24)が破断の起点となる薄肉部に設定されていることを特徴とする自動車用ドアトリム。

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