特許
J-GLOBAL ID:200903004780776898

空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-092648
公開番号(公開出願番号):特開平5-286338
出願日: 1992年04月13日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】 隣接する複数の空調ゾーンの独立温度制御を行う車両用空調装置において、定常状態にはそれぞれの空調ゾーンを各設定温度近傍の温度で制御し、設定温度の変更時に、設定温度を変更しない側の空調ゾーンの吹出風の温度の急変を防ぐことのできる車両用空調装置を提供することを目的とする。【構成】 目標吹出温度TAOr 、TAOl の演算式において、他の空調ゾーンから受ける熱影響分を、準設定温度Tsetr' 、Tsetl' のそれぞれの温度差により補正する。この準設定温度Tsetr' 、Tsetl' は、設定温度Tsetr、Tsetlを変更すると変更前の設定温度から変更後の設定温度まで徐々に変化する。従って、各々の目標吹出温度TAOr 、TAOl も設定温度変更後に徐々に変化していく。
請求項(抜粋):
室内の隣接する第1の空調ゾーン及び第2の空調ゾーンの設定温度を個別に設定し、一方の空調ゾーンの設定温度、他方の空調ゾーンの設定温度、室内の温度および室外の温度に基づいて一方の空調ゾーンの温度を制御する空調装置において、前記第1、第2の空調ゾーン内の設定温度をそれぞれ設定する第1、第2の温度設定手段と、室内の温度と室外の温度を検出する温度情報検出手段と、前記第1の温度設定手段により第1の設定温度を変更した時には、変更前の第1の設定温度から変更後の第1の設定温度までの間の温度である仮温度を算出する算出手段と、前記第2の温度設定手段により設定された設定温度、前記温度情報検出手段で検出された温度情報、および前記算出手段で算出された仮温度に基づいて第2の空調ゾーンに送風する目標吹出温度を演算する演算手段と、前記演算手段で演算された目標吹出温度に基づき、前記第2の空調ゾーンへ供給する空気の温度を調整する温度調整手段と、を備え、前記演算手段は、変更前の設定温度側の仮温度から変更後の設定温度側の仮温度までを順次用いて前記目標吹出温度を演算する空調装置。

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