特許
J-GLOBAL ID:200903004782655788

水田の用水管理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近藤 久美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-200189
公開番号(公開出願番号):特開平10-042724
出願日: 1996年07月30日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 水田全体に用水を供給し、田面水位を自動的に一定に維持するとともに、施工性に優れ、安価な用水管理システムを提供する。【解決手段】 農道5の下方に給水パイプと水位調整パイプ6Bと排出パイプとを埋設し、各耕作区42に自動水位設定装置7を設置する。自動水位設定装置は桝本体71内が給排水桝7Xと水位設定桝7Yとに区分されて双方の桝が開閉可能なゲートV2で連通し、また給排水桝の側壁に給排水口72を設けた構成とする。給水パイプから給排水桝に流入した用水は給排水口から耕作区に供給され、余剰の用水や雨水は給排水口から給排水桝に流入して排水パイプに排出する。また水位調整パイプから水位設定桝に流入した用水が給排水口から耕作区に供給され、余剰の用水や雨水は給排水口から水位設定桝に流入して下流側の水位調整パイプに排出する。
請求項(抜粋):
水田(4)の側縁に農道(5)が設けられると共に、畦畔(41)によって複数の耕作区(42)に区分された水田の用水管理システムであって、農道(5)に沿って給水パイプ(6A)と、水位調整パイプ(6B)と、排水パイプ(6C)とが埋設されると共に、各耕作区(42)には給排水桝(7X)と水位設定桝(7Y)とを備えた自動水位設定装置(7)が設置され、給水パイプ(6A)から給排水桝(7X)に流入した用水が該給排水桝(7X)の側壁に設けられた給排水口(72)から耕作区(42)に供給されると共に、該耕作区(42)に供給された余剰の用水や雨水が給排水口(72)から給排水桝(7X)に流入して排水パイプ(6C)に排出され、また、水位調整パイプ(6B)から水位設定桝(7Y)に流入した用水が給排水桝(7X)の側壁に設けられた給排水口(72)から耕作区(42)に供給されると共に、該耕作区(42)に供給された余剰の用水や雨水が給排水口(72)から水位設定桝(7Y)に流入して下流側の水位調整パイプ(6B)に排出されるようになしたことを特徴する水田の用水管理システム。
IPC (2件):
A01G 25/00 501 ,  A01G 25/00
FI (2件):
A01G 25/00 501 A ,  A01G 25/00 501 E

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