特許
J-GLOBAL ID:200903004784991262

タンパク質の性質を改変する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-057863
公開番号(公開出願番号):特開2003-250544
出願日: 2002年03月04日
公開日(公表日): 2003年09月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 タンパク質の性質、例えば耐熱性等の改変する方法、性質が改変されたタンパク質の製造方法、及び性質が改変された微生物の製造方法を提供すること。【解決手段】 下記により、タンパク質の性質を改変する:(a)第1の微生物と、その微生物と近縁であり、生育至適条件が異なる第2の微生物のそれぞれのゲノムによってコードされる遺伝子から、オーソログの関係にある遺伝子を1000対以上選択し、(b)aの第1と第2の微生物の遺伝子を、コードするアミノ酸配列のアミノ酸置換を検出し、アミノ酸置換の様式毎に、アミノ酸置換頻度を算出し、その際、逆向きのアミノ酸置換の数を減じる補正を行い、(c)頻度が上位のアミノ酸置換を、第2の微生物に特有の生育至適条件に関与するアミノ酸置換として同定し、(d)前記タンパク質をコードする遺伝子に(c)で同定されたアミノ酸置換の1又は2以上を導入し、同タンパク質の性質を改変する。
請求項(抜粋):
下記ステップを含む、タンパク質の性質を改変する方法:(a)第1の微生物と、その微生物と近縁であり、生育至適条件が異なる第2の微生物のそれぞれのゲノムによってコードされる遺伝子から、オーソログの関係にある遺伝子を1000対以上選択し、(b)選択された遺伝子のそれぞれについて、第1の微生物の遺伝子がコードするアミノ酸配列と、第2の微生物の遺伝子がコードするアミノ酸配列との間のアミノ酸置換を検出し、アミノ酸置換の様式毎に、検出されたアミノ酸置換を集計してアミノ酸置換頻度を算出し、その際、あるアミノ酸置換の数に対し、それと逆向きのアミノ酸置換の数を減じる補正を行い、(c)頻度が上位のアミノ酸置換を、第2の微生物に特有の生育至適条件に関与するアミノ酸置換として同定し、(d)前記タンパク質をコードする遺伝子に(c)で同定されたアミノ酸置換の1又は2以上を導入し、同タンパク質の性質を改変する。
IPC (3件):
C12N 15/09 ,  C12N 1/21 ,  C12P 21/02
FI (3件):
C12N 1/21 ,  C12P 21/02 C ,  C12N 15/00 A
Fターム (20件):
4B024AA20 ,  4B024BA80 ,  4B024CA04 ,  4B024DA10 ,  4B024EA04 ,  4B024FA02 ,  4B024GA11 ,  4B024HA01 ,  4B024HA03 ,  4B064AG01 ,  4B064CA02 ,  4B064CA19 ,  4B064CC24 ,  4B064DA20 ,  4B065AA24X ,  4B065AA24Y ,  4B065AB01 ,  4B065BA01 ,  4B065CA24 ,  4B065CA60
引用文献:
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