特許
J-GLOBAL ID:200903004788527170

ジョブ実行制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹岡 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-339757
公開番号(公開出願番号):特開平7-160517
出願日: 1993年12月06日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】【目的】 同一ジョブ内のジョブステップ(以下、J.Sと略す)を並列実行できるようにすることで、ジョブの処理経過時間を短縮することにある。【構成】 JCS解析部において、投入された各ジョブについて、実行開始条件が定義されいるJ.Sはそのままとし、定義されてないJ.Sについては、JCS(ジョブ制御文)に定義されている各J.Sがアクセスするファイル識別子を参照して同一のファイルへアクセスするJ.Sのペアを求め、J.Sの実行順序が後となっているJ.Sの実行開始条件としてペアとなったもう一方のJ.Sの実行完了後と定める実行開始条件を決定し、これをJCSに書き込み、実行管理部のジョブ受付部では該JCSを入力して実行開始条件の有るJ.Sと無いJ.Sから平行して実行できる最大のJ.S数を求める。実行管理部では、並列実行するJ.S数分の計算機資源を確保し、実行可能なJ.Sから順次実行させる。
請求項(抜粋):
ジョブ制御文(JCS:Job Control Statements)を用いて実行するプログラムと、当該プログラムが使用する資源を指定し、ファイルにアクセスし、複数のジョブステップから構成される複数のジョブが並列あるいは逐次的に実行する計算機システムにおいて、各ジョブステップについて、実行を開始できる条件である実行開始条件を指定するパラメタをJCSに設け、ジョブが投入されると、当該ジョブを定義したJCSを入力し、前記ジョブの全ての各ジョブステップから、前記パラメタの指定内容が等しいジョブステップと前記指定のないジョブステップの数の合計の最大値を求めることで、並列に実行できるジョブステップの最大値(最大並列度)を求めるステップと、前記最大並列度の数のプログラムが平行して実行できるための資源を確保するステップと、前記ジョブの中で、実行開始条件を満たしたジョブステップの実行を許可するステップと、前記全てのジョブステップの実行状況を監視し、全ての前記ジョブステップが実行を完了した時点で、確保した前記資源を解放するステップを有することを特徴とするジョブ実行制御方法。
IPC (2件):
G06F 9/46 340 ,  G06F 15/16
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 計算機システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-102852   出願人:株式会社日立製作所
  • 特開昭57-000757
  • 特開平2-077845

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