特許

J-GLOBAL ID：200903004789669342

アルカリ電池およびその製造方法

発明者： 筒井 清英 ,  都築 秀典 ,  西田 国良 ,  泉 彰英
出願人/特許権者： 富士電気化学株式会社
代理人 (1件)： 尾股 行雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-204548
公開番号（公開出願番号）：特開平10-050303
出願日： 1996年08月02日
公開日（公表日）： 1998年02月20日
要約：

【要約】【課題】 正極とゲル状負極とアルカリ電解液からなるアルカリ電池において、貯蔵後の放電性能の低下や製造工程上のトラブルを伴うことなく集電効果および耐振動・衝撃特性を向上させる。【解決手段】 水溶液塊状重合で得られるポリアクリル酸塩類の未架橋部分を除去した顆粒状の吸水性ポリマーをゲル状負極に添加する。吸水性ポリマーの添加により、アルカリ電池の集電効果および耐振動・衝撃特性が向上する。吸水性ポリマーの成分であるポリアクリル酸塩類は、その未架橋部分が除去されているためアルカリ電解液への溶解が抑制され、粘度変化が少なくなって曳糸性が低減する。

請求項（抜粋）：

正極とゲル状負極とアルカリ電解液からなるアルカリ電池において、水溶液塊状重合で得られるポリアクリル酸塩類の未架橋部分を除去した顆粒状の吸水性ポリマーを前記ゲル状負極に添加したことを特徴とするアルカリ電池。

IPC (3件)：

H01M 4/06 ,  H01M 4/12 ,  H01M 6/22

FI (3件)：

H01M 4/06 U ,  H01M 4/12 E ,  H01M 6/22 B