特許
J-GLOBAL ID:200903004790173199

副燃焼室式多気筒エンジンの一部液冷装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-244804
公開番号(公開出願番号):特開平5-060009
出願日: 1991年08月29日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】 副燃焼室式多気筒エンジンにおいて、二つの副燃焼室ジャケットを均等に冷却し、冷却差によるシリンダヘッドの熱歪を小さくする。 又、冷却液通路を形成するためのキリ加工の長さを短くし、キリ加工コストを引き下げる。【構成】 エンジン1の隣合うシリンダ2a・2b相互間にシリンダ間ジャケット3を形成する。 シリンダヘッド6に、各副燃焼室4a・4bを取り囲む各副燃焼室ジャケット5a・5bを、シリンダ間ジャケット3の出口7から見てこれに近いほぼ対称で等距離の位置に互いに隣接させて形成する。 又、上記シリンダ間ジャケット3の出口7と、各副燃焼室ジャケット5a・5bの各鋳砂抜き孔9a・9bとを結ぶ、各軸心P1・P2を有する各キリ孔11a・11bにより各分流通路8a・8bを形成し、上記シリンダ間ジャケット3の出口7と各副燃焼室ジャケット5a・5bとをつなぐ。
請求項(抜粋):
副燃焼室式多気筒エンジン(1)の隣合うシリンダ(2a・2b)相互間にシリンダ間ジャケット(3)を形成し、各シリンダ(2a・2b)に対応する各副燃焼室(4a・4b)と、これを取り囲む各副燃焼室ジャケット(5a・5b)とを、シリンダヘッド(6)に形成し、上記シリンダ間ジャケット(3)の出口(7)をシリンダヘッド(6)に形成し、この出口(7)と各副燃焼室ジャケット(5a・5b)とをつなぐ各分流通路(8a・8b)をシリンダヘッド(6)に形成して構成した副燃焼室式多気筒エンジンの一部液冷装置において、前記シリンダ間ジャケット(3)の出口(7)は、このシリンダ間ジャケット(3)上の前記両副燃焼室ジャケット(5a・5b)に近い部分に設け、この両副燃焼室ジャケット(5a・5b)は、そのシリンダ間ジャケット(3)の出口(7)から見て、これに近いほぼ対称で等距離の位置に、互いに隣接させて設けたことを特徴とする副燃焼室式多気筒エンジンの一部液冷装置。
IPC (3件):
F02F 1/36 ,  F01P 3/02 ,  F02F 1/40

前のページに戻る