特許
J-GLOBAL ID:200903004799921015

熱ローラ定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-197249
公開番号(公開出願番号):特開平6-043774
出願日: 1992年07月23日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】記録紙の通紙安定性を向上させ、良好な画像を得られるようにする。【構成】加熱ローラ1の表面を形成する耐熱弾性体層13はその表面粗さが1≦Rz≦5の範囲にし、加圧ローラ2の表面を形成する耐熱弾性体層23はその表面粗さがRz≦2でかつ加熱ローラ1の耐熱弾性体層13の表面粗さより小さくし、加圧ローラ2の耐熱弾性体層23を、加熱ローラ1の耐熱弾性体層13を構成する耐熱弾性材料と等量又はそれより多量のシリカを含む耐熱弾性材料で構成する。これにより、両ローラ1、2と記録紙との帯電傾向を両ローラ1、2の表面粗さ及びシリカ含有量により制御して記録紙を加圧ローラ2側に吸引又は吸着させるようにする。
請求項(抜粋):
芯材上に耐熱弾性体層を積層してなる加熱ローラと、該加熱ローラに圧接して配設され、芯材上に耐熱弾性体層を積層してなる加圧ローラとを備え、トナー画像を担持した記録紙を前記トナー画像が前記加熱ローラに面するように前記両ローラ間を通過させることにより前記トナー画像を前記記録紙上に定着させる熱ローラ定着装置において、前記加熱ローラの耐熱弾性体層はその表面粗さが1≦Rz≦5の範囲にあり、前記加圧ローラの耐熱弾性体層は表面粗さがRz≦2でかつ前記加熱ローラの耐熱弾性体層の表面粗さより小さく、かつ、前記加圧ローラの耐熱弾性体層は、前記加熱ローラの耐熱弾性体層を構成する耐熱弾性材料と等量又はそれより多量のシリカを含む耐熱弾性材料で構成されていることを特徴とする熱ローラ定着装置。

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