特許
J-GLOBAL ID:200903004814165508

トラクタ用肥料まき機における肥料送り出し装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川成 靖夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-265537
公開番号(公開出願番号):特開平10-084726
出願日: 1996年09月12日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 粒状肥料に比べ効力が同一で安価な粉状肥料を正確に施肥できるトラクタ用施肥機が提供されていない。それは粉状肥料が施肥機における送出装置などに固着するのが原因である。【解決手段】 前後の傾斜壁2Aと左右の垂直壁2Bで構成された肥料タンク2の下面開口部2Cに回転自在に設けられた繰出ベルト3は、前方のベルト車部3A、後方のベルト車部3B、両ベルト車部間に張設された繰出ベルト体3Cから構成され、繰出ベルト体3Cは、ベルト本体3C1と、ベルト本体の表面に群設されているイボ状突起3C2からなり、肥料タンク内に繰出ベルト3の上方部分3Dを覆うように肥料増減調整板4が肥料タンク内に対し進退するよう構成されている。
請求項(抜粋):
前後の傾斜壁(2A)と左右の垂直壁(2B)とで角錐状に構成され、下端に下面開口部(2C)が形成され、前の傾斜壁(2A)の下端に下向きコ字状の開口部(2D)が形成されている肥料タンク(2)と、肥料タンク(2)の下面開口部(2C)に回転自在に設けられた肥料を繰出す繰出ベルト(3)からなり、繰出ベルト(3)は、下面開口部(2C)の前方に位置する前方のベルト車部(3A)と、下面開口部(2C)の後方に位置する後方のベルト車部(3B)と、これら両ベルト車部間に張設された繰出ベルト体(3C)から構成され、前方のベルト車部(3A)は、前方の軸(3A1)の両端に取付けられた左右のベルト車(3A2)と、この左右のベルト車の中間に取付けられたVプーリ(3A3)から構成され、後方のベルト車部(3B)は、後方の軸(3B1)の両端に取付けられた左右のベルト車(3B2)と、この左右のベルト車の中間に取付けられたVプーリ(3B3)から構成され、この繰出ベルト体(3C)は、ベルト本体(3C1)と、このベルト本体の表面に群設されている短い丸棒状に構成されたイボ状突起(3C2)からなり、このベルト本体(3C1)の裏面中央には上記プーリ(3A3,3B3)に嵌合するVベルト状の突条(3C3)が無端状に添着され、かつこのベルト本体(3C1)には、当該ベルト本体(3C1)の長手方向とは直交方向をもって側面V字状の切込み(3C31)が刻設され、繰出ベルト(3)の上方部分(3D)は肥料タンク(2)の下面開口部(2C)に下方から近接する状態で配設され、肥料タンク内に繰出ベルト(3)の上方部分(3D)を覆うように設けられた蓋状の肥料増減調整板(4)は、繰出ベルト(3)の上方部分(3D)における上面に添うように水平板状に構成され、この肥料増減調整板(4)の前後縁は、肥料タンク(2)の下面開口部(2C)の前後縁部の内方に添着したレール(2C1)に摺動自在に嵌合され、この肥料増減調整板(4)は肥料タンク(2)における一方の垂直壁(2B)に開設した肥料増減調整板挿入口(2B1)より挿入され、当該肥料増減調整板の外方端を支持して内外方向に進退することができることを特徴とするトラクタ用肥料まき機における肥料送り出し装置。
IPC (2件):
A01C 15/00 ,  A01C 15/16
FI (2件):
A01C 15/00 F ,  A01C 15/16

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