特許
J-GLOBAL ID:200903004815737254

動き補償装置及びこれを用いた符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-297377
公開番号(公開出願番号):特開平6-153185
出願日: 1992年11月06日
公開日(公表日): 1994年05月31日
要約:
【要約】【目的】画像が拡大又は縮小された場合でも動き補償誤差を低減させる。【構成】フレームメモリ11からの前フレームの再生画像データは間引き回路31及び補間回路32に与えて、縮小及び拡大して夫々動き補償回路29,30に与える。これにより、前フレームの再生画像を現フレームの画像に対応した大きさに変換することができる。動きベクトル検出回路27,28は、夫々、間引き回路25及び補間回路26によって夫々縮小又は拡大された前フレームの画像データと現フレームの画像データとから動きベクトルを求める。動き補償回路29,30は動きベクトル検出回路27,28からの動きベクトルを用いて間引き回路31及び補間回路32の出力を動き補償する。画像の拡大又は縮小に応じて、動き補償回路29,30の出力を選択することにより、動き補償誤差を低減することができ、予測誤差を小さくして圧縮効率を向上させることができる。
請求項(抜粋):
現画像のデータに対して所定期間以前の前画像のデータが与えられ、所定の間引き画素数で間引きを行うか又は所定の補間画素数で補間を行うことにより前記前画像を縮小又は拡大した変換画像のデータを出力する第1の画像変換手段と、前記現画像及び前記変換画像のデータが与えられ、前記現画像の所定の参照ブロックと相対的な位置関係が同一の前記変換画像のブロックを含む所定の探索ブロック内で、前記参照ブロックとのマッチング結果が最小となるブロック位置を求め、求めたブロックと前記参照ブロックとの位置関係を動きベクトルとして出力する動きベクトル検出手段と、再生した前記前画像が与えられ、前記第1の画像変換手段と同一の間引き画素数又は補間画素数で間引き又は補間を行って、再生した前画像を縮小又は拡大した変換画像のデータを出力する第2の画像変換手段と、前記第2の画像変換手段からの変換画像のデータを前記動きベクトルによって動き補償する動き補償手段とを具備したことを特徴とする動き補償装置。
IPC (2件):
H04N 7/137 ,  H03M 7/30

前のページに戻る