特許
J-GLOBAL ID:200903004818277610

核磁気共鳴トモグラフィ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-328513
公開番号(公開出願番号):特開平5-269095
出願日: 1992年11月13日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】【目的】 低速記録法を用いて診断に好ましい像コントラストを維持しながら測定体積全部の走査を容認可能な時間内に行う核磁気共鳴トモグラフィの提供。【構成】 スライス間距離Δfを有する1〜kのスライスに適用されるスライス選択周波数は、各スライスにおいて位相コード化ステップ(1〜m)に応じて(選択図においてはステップ毎に)周波数増大量Δf/mずつ異なる。
請求項(抜粋):
スライス選択性2次元フーリエ変換法により被写体の断面の像を提供するため被写体の選択された領域における核磁気共鳴を測定する方法であって、該被写体は均一な磁場にあって、選択勾配にさらされ、選択性RFパルスにより励起されるが、さらに、時間的に制限された位相コード化勾配が印加され、最後に読み出し勾配により少なくとも1つの核共鳴信号が少なくとも1つのいわゆるグラディエントエコーとして勾配反転により発生させられ、前記選択勾配、位相コード化勾配及び読み出し勾配は互いに直角に配され、RFパルスは高周波励起プロフィール(a high frequency excitation profile)を有し、該RFパルスの高周波(スライス選択周波数)の基本周波数は、選択勾配と協働して異なるスライスがRFパルスによって励起されるように、隣接する層又はスライスの中心間の距離に対応する値Δfだけずつ異なっており、そして、前記位相コード化勾配の振幅及び/又は持続時間が変化せしめられる方法において、本質的に同一のスライスに割り当てられる、少なくとも2つの位相コード化ステップ又は複数の群の位相コード化ステップ及び多くて全ての位相コード化ステップを記録するためのスライス選択周波数は周波数増大量ずつ異なり、各場合の該位相コード化ステップの励起周波数への割り当ては、測定体積に亘ってほとんど連続した位相コード化ステップの分布が達成されるように、かつ前記被写体領域の全体積の全部の記録に属する層又はスライスが、測定体積内にありほとんど連続的に変化されられ得るランダムな部分体積であって、δf+Δfに相当する厚さを有するが、ここにΔfは層間距離に対応し、δfは選択性パルスの帯域幅に応じて選択された層又はスライスの厚さを表わすランダムな部分体積内において、2次元フーリエ変換によるこの部分体積からの像の再構成のためのデータの完全なセットが与えられるような仕方で、互いに部分的に重り合うように行われることを特徴とする方法。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/48
FI (2件):
A61B 5/05 312 ,  G01N 24/08 Y

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