特許
J-GLOBAL ID:200903004819210331

畳み込み符号化信号の復号方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松隈 秀盛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-069975
公開番号(公開出願番号):特開平6-284017
出願日: 1993年03月29日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】 効率の良い畳み込み符号化信号の復号を行う。【構成】 入力バッファ1からの1符号ブロック分の読み出された受信シンボルが枝メトリック計算回路2に供給されて、枝メトリックが計算される。そしてこの計算回路2で計算された枝メトリックと、前復号ステップにおける各状態の生き残りパスのパスメトリックをもとに、ACS回路3にて新しい生き残りパスが選択される。このACS回路3で計算された各状態の新しい生き残りパスに対するパスメトリックがパスメトリック記憶回路4に記憶される。この記憶回路4に対応する符号器入力データ系列がパスメモリ回路5に記憶され、復号データは出力バッファ6に記憶される。そしてタイミング・コントローラ7にて使用チャンネル、データレートの判定と、それらの判定結果から1フレーム中のデータビット数と復号アルゴリズムが決定される。
請求項(抜粋):
受信シンボルから1符号ブロック分の枝メトリックを計算し、この計算された枝メトリック及び前復号ステップにおける各状態の生き残りパスのパスメトリックをもとに新しい生き残りパスを選択し、計算された各状態の新しい生き残りパスに対するパスメトリック及び対応する符号器入力データ系列をパスメモリに記憶するようにした第1の復号アルゴリズムAと、受信シンボルから1符号ブロック分の枝メトリックを計算し、この計算された枝メトリック及び前復号ステップにおける各状態の生き残りパスのパスメトリックをもとに新しい生き残りパスを選択し、計算された各状態の新しい生き残りパスに対するパスメトリック及び対応する符号器入力データ系列をパスメモリに記憶すると共に、上記各状態の生き残りパスの中からその時点で尤度の最も高いものを選び出し、上記記憶された符号器入力データ系列の選ばれたパスに沿って上記パスメモリ長分遡った時点の上記符号器入力ビットを復号データとして出力する第2の復号アルゴリズムBとが設けられ、可能性のあるデータレートの1フレーム分のビット数が上記パスメモリ長より長いときは上記第1の復号アルゴリズムAによる処理を上記パスメモリ長分行った後に、上記第2の復号アルゴリズムBによる処理を行い、可能性のあるデータレートの1フレーム分のビット数が上記パスメモリ長より短いときは上記第1の復号アルゴリズムAによる処理を上記パスメモリ長分行うようにしたことを特徴とする畳み込み符号化信号の復号方法。

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