特許
J-GLOBAL ID:200903004819501980

濁度計及び濁色度計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 浩 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-114478
公開番号(公開出願番号):特開平7-294429
出願日: 1994年04月27日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 1台の装置で、広範囲な濁度を高精度で測定する。【構成】 ピンホール2aを通過した発光源1の光線は、コリメータレンズ3で平行光線になり、更にバンドパスフィルタ4aで近赤外線領域の成分のみを抽出されたあと試水容器5内の試水15に入射する。そして、この試水15に入射した近赤外線の平行光線13のうち、試水15を透過した透過光13aは、スリット6aを介して光電センサ7に入射する。一方、試水15によって散乱された前方散乱光13bは、スリット6bと集光レンズ8とスリット9aとを介して光電センサ10に入射する。そして、試水15の濁りが大きいときは光電センサ7の出力から濁度を求め、一方試水15の濁りが小さいときは光電センサ10の出力から濁度を求めることができる。また、透明窓材5a及び5bに付着した汚れは、ワイパ11のブラシ11a及び11bによって除去することができる。
請求項(抜粋):
一直線の光軸上に、試水を入れるための試水容器部を介在させた状態で、上記試水容器部内の試水に単色の平行光線を入射する光源部と、上記平行光線のうち上記試水容器部内の試水を透過する透過光を検出する透過光検出手段とを設けた濁度計において、上記透過光検出手段の上記平行光線を入射する側とは反対側の上記光軸上に設けた散乱光検出手段と、上記平行光線のうち上記試水容器部内の試水によって散乱する散乱光と上記透過光とを分離する分離手段を有し、上記散乱光が上記散乱光検出手段に入射する状態に、上記試水容器部の上記平行光線を入射する側とは反対側の上記光軸上に設けた散乱光光学系と、上記透過光検出手段及び上記散乱光検出手段のうちどちらか一方の出力を選択する出力切換手段と、上記散乱光検出手段の出力が所定の値未満のとき上記散乱光検出手段の出力が選択される状態に、また上記散乱光検出手段の出力が上記所定の値以上のとき上記透過光検出手段の出力が選択される状態に、上記出力切換手段を切換える切換信号を出力する切換信号出力手段と、上記出力切換手段が選択した出力を処理して試水の濁度を算出する処理部と、を具備することを特徴とする濁度計。
IPC (2件):
G01N 21/49 ,  G01J 3/50
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特公昭53-014232
  • 特開昭53-089484
  • 特開昭62-157997
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