特許
J-GLOBAL ID:200903004823756543

成形ボスへの回転部材支持構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-273399
公開番号(公開出願番号):特開平10-122239
出願日: 1996年10月16日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 成形ボスに歯車やプーリ等の回転部材をネジ止めする構造においては、ボスの外径をネジ止めによる膨脹分を見込んた値に設定しているが、ネジがボス穴の途中までしか挿入されない場合、ボスの上部と下部とで外径寸法に差が生じ、ボスの下部において回転部材とのスラストガタが増大してしまう。【解決手段】 成形ボス11を、外径R2を回転部材12とのスラストガタが最小となるような値に設定したボス下部11bと、外径R1をネジ止め後の膨脹分(外径拡大分)を見込んでボス下部11bの外径R2より小さい値に設定したボス上部11aとで構成する。ネジ13がボス下部11bに至る手前の深さまで挿入された場合、ボスの膨脹はボス上部11aのみに生じ、ボス下部11bの外径は初期寸法R2のままである。膨脹したボス上部11aの外径は先端で最大となり、その先端の外径はボス下部11bの外径R2とほぼ等しくなる。
請求項(抜粋):
成形されたボスに回転部材を外嵌し、前記ボスからの前記回転部材の抜けを防止するよう前記ボスの穴に押え部材を挿入してなる構造において、前記ボスが外径の異なる複数の部分を有し、これら複数の部分のうち、前記押え部材が挿入される領域を含む部分の挿入前の外径を、前記押え部材の挿入後に他の部分の外径とほぼ等しくなるように該他の部分の外径より小さい値に設定してなることを特徴とする成形ボスへの回転部材支持構造。
IPC (2件):
F16C 33/04 ,  F16C 33/20
FI (2件):
F16C 33/04 ,  F16C 33/20 Z

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