特許
J-GLOBAL ID:200903004828565053
燃料電池
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
江上 達夫
, 山本 晃司
, 中村 聡延
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-293039
公開番号(公開出願番号):特開2006-107926
出願日: 2004年10月05日
公開日(公表日): 2006年04月20日
要約:
【課題】 燃料電池において、カソード電極の劣化を軽減する。【解決手段】 燃料電池セル100は、拡散層122及び拡散層132に夫々隣接するセパレータ210及びセパレータ220を備える。各セパレータには、水素ガスの供給方向と直交する方向に面的に延在する板状の絶縁部202が複数形成されている。一方、拡散層122及び拡散層132は、水素ガス供給方向に伸延する絶縁性の縦糸部材と導電性の横糸部材が相互に直交するように編み込まれることによって形成されている。従って、これら拡散層及びセパレータは、水素ガス供給方向に沿った導電性が相対的に小さくなっている。燃料電池セル100の動作時には、このように導電性について異方性を有する拡散層及びセパレータによって、カソード電極130の劣化に供される電子の量が減少し、係る劣化が軽減される。【選択図】 図7
請求項1:
燃料ガスを拡散させるための導電性の第1の拡散層を備えたアノード電極と、
酸化剤ガスを拡散させるための導電性の第2の拡散層を備えたカソード電極と、
前記アノード電極と前記カソード電極との間に挟持された電解質膜と、
前記第1の拡散層と対面して設けられ、前記第1の拡散層と対面する側に、前記第1の拡散層に対して前記燃料ガスを供給するための燃料ガス流路を備えた、導電性を有する第1のセパレータと、
前記第2の拡散層と対面して設けられ、前記第2の拡散層と対面する側に、前記第2の拡散層に対して前記酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス流路を備えた、導電性を有する第2のセパレータとを備え、
前記第1及び第2のセパレータのうち少なくとも一方のセパレータは、前記第1及び第2の拡散層に沿った面内における前記燃料ガス流路に沿った方向の導電性が相対的に小さい
ことを特徴とする燃料電池。
IPC (2件):
FI (4件):
H01M8/02 B
, H01M8/02 E
, H01M8/02 R
, H01M8/10
Fターム (3件):
5H026AA06
, 5H026CX05
, 5H026HH06
引用特許:
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