特許
J-GLOBAL ID:200903004829613256

エンジンの弁機構組立方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-243241
公開番号(公開出願番号):特開平9-088527
出願日: 1995年09月21日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 バルブクリアランス計測時にカムシャフトの動きを止める(換言すれば、カムシャフトを上方限あるいは下方限に位置決めする)ことにより、バルブクリアランス計測精度を高める。【解決手段】 シリンダヘッド1に対して吸気弁あるいは排気弁を組み付けたものをワークとし、該ワークに対して前記吸気弁あるいは排気弁上端のタペットを押圧するカム9を有するカムシャフト5(例えば、DOHCエンジン用カムシャフト)を組み付けるに当たって、前記シリンダヘッド1に対してカムキャップ11により拘束された状態のカムシャフト5を、上方限あるいは下方限に位置決め(例えば、カムシャフト5の軸端に形成されている芯穴33,34に対して該芯穴33,34より上方に所定寸法だけ偏心して設けられたセンター支持部材35,36を嵌合させることにより位置決め)した後、この状態のカムシャフト5におけるカム9のベースサークル部と前記タペットとの間に形成されるクリアランスを計測することにより、適正なバルブクリアランスを有する弁機構を組み立て得るようにしている。
請求項(抜粋):
シリンダヘッドに対して吸気弁あるいは排気弁を組み付けたものをワークとし、該ワークに対して前記吸気弁あるいは排気弁上端のタペットを押圧するカムを有するカムシャフトを組み付けるに当たって、前記シリンダヘッドに対してカムキャップにより拘束された状態のカムシャフトを上方限あるいは下方限に位置決めするカムシャフト位置決め工程と、位置決めされた状態のカムシャフトにおけるカムのベースサークル部と前記タペットとの間に形成されるクリアランスを計測する計測工程と、該クリアランスに基づいて目標とするバルブクリアランスを得るに最適なシムを選択する選択工程と、該選択工程において選択されたシムを前記タペットに組み付けるシム組付工程とを順次実施することを特徴とするエンジンの弁機構組立方法。
IPC (2件):
F01L 1/46 ,  F01L 3/24
FI (2件):
F01L 1/46 A ,  F01L 3/24 C

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