特許
J-GLOBAL ID:200903004838232370
クロム鉱石溶融還元炉スラグの改質方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (2件):
小杉 佳男
, 山田 正紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-091965
公開番号(公開出願番号):特開2005-272275
出願日: 2004年03月26日
公開日(公表日): 2005年10月06日
要約:
【課題】本発明は、転炉等で溶鋼を溶製する際に生じるホウ素を含有する取鍋スラグをホウ素源に再利用して、Cr鉱石溶融還元炉スラグを冷却後の状態がほぼ路盤材の粒度分布に近い状態に凝固させ、破砕の負荷を著しく軽減すると共に、Cr鉱石溶融還元炉スラグからのホウ素溶出問題をも解消可能なクロム鉱石溶融還元炉スラグの改質方法を提供する【解決手段】鉄浴式反応炉を用い、クロム鉱石を炭材で溶融還元し、含クロム溶銑を溶製する際に生じるスラグを改質する技術の改良である。その方法は、前記溶融還元中に、その終了後のスラグ組成をCaO/SiO2=2.0〜3.0、MgO/CaO=0.42〜0.60となるように造滓材で調整すると共に、溶融還元の末期以降の溶融状態にあるスラグ中に、そのホウ素濃度が0.01〜0.05質量%となるように、溶鋼の精錬で別途発生し、ホウ素酸化物を含有する取鍋スラグを再利用して添加するものである。【選択図】 図1
請求項1:
鉄浴式反応炉を用い、クロム鉱石を炭材で溶融還元し、クロムを含有する溶銑を溶製するクロム鉱石溶融還元製錬で生じるクロム鉱石溶融還元炉スラグを改質するに際し、
前記溶融還元中に、溶融還元終了後の前記スラグの組成をCaO/SiO2=2.0〜3.0、MgO/CaO=0.42〜0.60に造滓剤で調整すると共に、溶鋼の精錬で別途発生し、ホウ素酸化物を添加して塊状に凝固した取鍋スラグを前記造滓剤の一部として添加して、添加後のスラグのホウ素濃度を0.010〜0.050質量%とすることを特徴とするクロム鉱石溶融還元炉スラグの改質方法。
IPC (3件):
C04B5/06
, C21C7/00
, F27D15/00
FI (3件):
C04B5/06
, C21C7/00 J
, F27D15/00 A
Fターム (13件):
4G012JL03
, 4G012JM04
, 4K013AA02
, 4K013EA01
, 4K013EA31
, 4K013FA05
, 4K063AA02
, 4K063AA03
, 4K063BA02
, 4K063CA02
, 4K063HA01
, 4K063HA17
, 4K063HA31
引用特許:
出願人引用 (5件)
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特公平4-15182号公報
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特開平3-23243号公報
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無害化ステンレススラグとその製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-238720
出願人:住友金属工業株式会社
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