特許
J-GLOBAL ID:200903004838614354

電子貨幣カードの発行照合方法およびその方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-156400
公開番号(公開出願番号):特開平11-003455
出願日: 1997年06月13日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 記録媒体によるカードの偽造または改ざんを困難にすること。【解決手段】 カード発行の際には、乱数である時刻データT0 とカード40の特定番号N0 とを生成してカード40外の記録装置21に記録し、時刻データT0 を鍵として特定番号N0 を暗号化データS1 とし、暗号化データS1 と特定番号N0 とをカード40に記録して発行する。カード利用の際には、カード40から読み取った特定番号N0 に基づき記録装置21から時刻データT0 を検索し、時刻データT0 を鍵として別にカード40から読取った暗号化データS1 を復号して暗号化されたデータを復号し、照合一致でカード利用を許可している。カード40の返却に際しては、改めて発生した時刻データT1 により暗号化された暗号化データS2 が生成され、カード40および記録装置21に記録される。暗号化されるデータがカード使用回数の場合、更に改ざんが困難である。
請求項(抜粋):
記録媒体であるカードを発行し、このカードにより支払いの精算をする際、カードの照合を行う電子貨幣カードの発行照合方法式において、カード発行システムと記録データベースとカード照合システムとを備え、前記カードは書込み読取り可能な記録媒体であり、前記記録データベースは各種データを記録する一方、検索を受けて送出し、前記カードを発行する際に、前記カード発行システムは、発行する前記カードを一意に特定する特定番号を発生すると共にランダムな数字の発行時乱数を発生し、次いで一方では前記発行時乱数を鍵データとして発生した前記特定番号および別に設定した特定数字の少くとも一方を暗号化した発行時暗号化データを作成し暗号化データにするこの前記発行時暗号化データと前記特定番号とを前記カードに記録して発行し、他方では発生した前記特定番号に対応して前記発行時乱数を乱数として前記記録データベースへ送って記録し、かつ前記カードを利用の際、前記カード照合システムは、カードから記録された特定番号および暗号化データを読み出し、この特定番号に基づいて前記記録データベースから前記特定番号に対応する乱数を索引し、前記カードから読み出された暗号化データをこの索引された乱数により復号し、得られた照合用復号符号を前記特定番号と照合して一致した場合に前記カードの利用を許可することを特徴とする電子貨幣カードの発行照合方法。
IPC (7件):
G07D 9/00 461 ,  G07D 9/00 436 ,  G06F 17/60 ,  G06F 19/00 ,  G06K 17/00 ,  G07F 7/08 ,  G07G 1/12 321
FI (8件):
G07D 9/00 461 B ,  G07D 9/00 436 Z ,  G06K 17/00 L ,  G07G 1/12 321 P ,  G06F 15/21 340 A ,  G06F 15/30 340 ,  G06F 15/30 350 A ,  G07F 7/08 M

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