特許
J-GLOBAL ID:200903004839457244

光学用ポリカーボネート樹脂の連続製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-136420
公開番号(公開出願番号):特開平8-325371
出願日: 1995年06月02日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 光ディスク、コンパクトディスクなどの成形時に発生する、スタンパーの汚れを低減し、成形品の高温高湿環境下における白点の発生を抑えた、ポリカーボネート樹脂の連続製造法の提供。【構成】 2価フェノールの苛性アルカリ水溶液と有機溶媒の混合溶液に、水中油分散型の懸濁状態を維持しながら、ホスゲンを反応させてポリカーボネートオリゴマーの反応溶液を生成させた後、反応溶液を、100〜2500cm/sの速度でオリフィス孔を通過させて油中水分散型乳化液へ転相し、乳化液を、100〜2500cm/sの速度でオリフィス孔を通過させた後、1〜600秒間熟成させる工程を、少なくとも1回繰り返し、重合触媒を添加後、100cm/s以上の速度でオリフィス孔を通過させた後、5〜600秒間熟成させる工程を、少なくとも1回繰り返すことにより、重合反応を完結させる。【効果】 単量体オリゴマーの生成を抑制、ポリマー末端クロロホルメート基の残量も低減。
請求項(抜粋):
2価フェノールの苛性アルカリ水溶液と有機溶媒の混合溶液に、水中油分散型の懸濁状態を維持しながら、ホスゲンを反応させてポリカーボネートオリゴマーの反応溶液を生成させた後、該反応溶液を、(1)100〜2500cm/sの速度でオリフィス孔を通過させて油中水分散型乳化液へ転相し、(2)該乳化液を、100〜2500cm/sの速度でオリフィス孔を通過させた後、1〜600秒間熟成させる工程を少なくとも1回繰り返し、(3)重合触媒を添加後、(4)100cm/s以上の速度でオリフィス孔を通過させた後、5〜600秒間熟成させる工程を、少なくとも1回繰り返すことによって、重合反応を完結させることを特徴とする、光学用ポリカーボネートの連続製造法。
IPC (3件):
C08G 64/24 NPV ,  C08G 64/14 NPT ,  G11B 7/24 526
FI (3件):
C08G 64/24 NPV ,  C08G 64/14 NPT ,  G11B 7/24 526 G

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