特許
J-GLOBAL ID:200903004844212900

ダーク光ソリトンの伝送方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-133457
公開番号(公開出願番号):特開平8-008821
出願日: 1994年06月15日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構成で、長尺にわたる超高速光伝送を可能にするダーク光ソリトンの伝送方法を提供する。【構成】 信号発生器1から出力されるNRZ型送信信号は、AND回路2においてRZ信号に変換され、その出力パルスの立ち上がりエッジで論理反転を行うような信号がTフリップフロップ3から出力される。その出力信号は光変調器駆動回路4において増幅され、その増幅出力により光変調器6が駆動され、ダークソリトン光信号が出力される。そして、この光信号は、多段接続された光増幅器7および光ファイバ8によって波形の劣化なしに長距離伝送され、受光器9で電気信号に変換され、さらにNOT回路10でパルス論理の反転が行われた後、識別回路11において送信信号が再生される。
請求項(抜粋):
単一波長連続光源からの出力光をマッハツェンダー型光強度変調器で変調する際、NRZ型ディジタル信号をRZ型信号に変換し、更にこの信号の立ち上がりもしくは立ち下がりエッジでその出力論理が反転する論理回路(Tフリップフロップ)でデータを変換した後、この電気波形を、その振幅範囲に該変調器の消光電位(出力が零となる電位)が含まれかつ最大変調振幅が前記光変調器の半波長電圧の2倍を越えない条件の矩形波となるように増幅して前記光変調器を駆動することにより、駆動電圧の立ち上がりおよび立ち下がりエッジで駆動電圧が該光変調器の消光電位をよぎる際いに光出力が急峻に減少する光変調波形を得、この光変調器出力を光増幅器にて増幅し、その光波長において正常分散領域となる単一モード光ファイバに結合し、該光ファイバの入力端における信号光の振幅を、基本ダーク光ソリトンの振幅Aに比べて大きくかつ該光ファイバを伝搬後に信号光波形のディップの幅が前記光ファイバへの入力時に比べて広がらないように設定し、次段以降の中継区間についても前記条件を満たすように多段の光増幅と伝搬を繰り返した後、受光器で受光することを特徴とするダーク光ソリトンの伝送方法。
IPC (6件):
H04B 10/02 ,  H04B 10/18 ,  H04B 10/152 ,  H04B 10/142 ,  H04B 10/04 ,  H04B 10/06
FI (2件):
H04B 9/00 M ,  H04B 9/00 L

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