特許
J-GLOBAL ID:200903004844600055
連続鋳造機の鋳型内湯面レベル制御装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 傅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-043948
公開番号(公開出願番号):特開平5-237618
出願日: 1992年02月28日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【目的】本発明は、鋳片の引抜速度制御系を用い鋳型内の溶鋼の湯面レベルを制御するに際し引抜速度をその変化量の許容範囲内で常に設定値に戻すようにすることにより、湯面レベルを精度よく制御できるとともに、開方向動作時における湯面レベルの急上昇を抑制して安定した制御を実現することを目的とする。【構成】そこで、鋳片6の引抜速度偏差に応じノズル開度を制御することにより注湯量を制御する注湯量制御系13と、湯面レベル偏差に応じ引抜速度を制御する引抜速度制御系12とをそなえ、引抜速度制御系12を用い湯面レベルLを制御するに際し、引抜速度変化傾向に基づき注湯量制御系13を併用するとともに、注湯量制御系13におけるノズル開度の開方向比例ゲインと閉方向比例ゲインとを、開方向比例ゲインよりも閉方向比例ゲインを大きく別個に設定することを特徴とする。
請求項(抜粋):
鋳型内の溶鋼の湯面レベルを一定に保ちつつタンディッシュから鋳型内に注入された溶鋼を、前記鋳型から引き抜くことにより鋳片を製造する連続鋳造機の鋳型内湯面レベル制御装置において、前記鋳片の引抜速度の設定値からの偏差に応じて前記タンディッシュのノズル開度を制御することにより前記鋳型への溶鋼の注湯量を制御する注湯量制御系と、前記湯面レベルの目標値からの偏差に応じて前記引抜速度を制御する引抜速度制御系とがそなえられ、前記引抜速度制御系を用いて前記溶鋼の湯面レベルを制御するに際して、前記鋳片の引抜速度の変化傾向に基づいて前記注湯量制御系が併用されるとともに、前記注湯量制御系における、前記ノズル開度を開方向へ制御する場合の開方向比例ゲインと、前記ノズル開度を閉方向へ制御する場合の閉方向比例ゲインとが、前記開方向比例ゲインよりも前記閉方向比例ゲインを大きく別個に設定されていることを特徴とする連続鋳造機の鋳型内湯面レベル制御装置。
IPC (2件):
前のページに戻る