特許
J-GLOBAL ID:200903004857698364

流体通路を備えた工具ホルダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 門間 正一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-396587
公開番号(公開出願番号):特開2002-192441
出願日: 2000年12月27日
公開日(公表日): 2002年07月10日
要約:
【要約】【課題】 リーマ,エンドミル等の切削工具によって切削加工をする場合に、工作機械側から適量の切削液を無駄なく切削工具に供給できるようにした流体通路を備えた工具ホルダを提供する。【解決手段】 ホルダ本体30のチャック筒33の内壁面に複数の所定深さの溝56を形成して切削液の流体供給路とし、該チャック筒に挿入保持されるコレット40の先端鍔部43外周面に、おねじ44を形成すると共に、中央に切削工具Tのシャンク部が貫通する中央貫通孔51及び中央貫通孔に連接した周方向に所定間隔で複数のV字状の切削油噴出孔51aを設け、且つ外周突出部52内壁面に前記おねじ44に螺合するめねじ53を有するコレット用キャップ50を結合し、前記キャップ螺合時に、前記チャック筒の先端面33aとキャップの外周突出部の水平端面54とを密着できる構成とした。
請求項(抜粋):
一端に工作機械のスピンドルに挿着されるシャンク部を有し、他端部にこのシャンク部の軸線と一致して延設され、外周面に先端側にむけて径が小さくなるテーパ面が形成されたチャック筒を有するホルダ本体と、前記チャック筒を外周面側から締め付ける締付筒と、前記チャック筒内に嵌合される工具を把持するコレットとを備え、前記締付筒により前記チャック筒を縮径または復元させて前記工具を脱着可能とした工具ホルダにおいて、前記チャック筒に嵌合保持されるコレット及び/または前記工具に前記ホルダ本体の流体供給路とを連通する流体通路を設け、且つ前記コレットの先端部には外周面に係止部を有する鍔部を設けると共に、該鍔部の係止部には中央に前記工具のシャンク部が貫通する中央貫通孔を有し、且つ外周突出部内壁面に係合部を形成したコレット用キャップを着脱可能に設け、使用時において前記チャック筒の先端面と前記コレット用キャップの外周突出部水平端面とを互いに密着できるようにしたことを特徴とする流体通路を備えた工具ホルダ。
IPC (3件):
B23Q 11/10 ,  B23B 31/00 ,  B23Q 3/12
FI (3件):
B23Q 11/10 D ,  B23B 31/00 C ,  B23Q 3/12 A
Fターム (5件):
3C011EE06 ,  3C016AA02 ,  3C016FA03 ,  3C032BB12 ,  3C032FF01
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 工具ホルダの給液用キャップ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-208710   出願人:株式会社エムエスティコーポレーション
  • 工具ホルダ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-161683   出願人:株式会社エムエスティコーポレーション
  • 特許第3035167号

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