特許
J-GLOBAL ID:200903004858104182

燃料電池システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 後藤 政喜 ,  松田 嘉夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-334011
公開番号(公開出願番号):特開2005-100846
出願日: 2003年09月25日
公開日(公表日): 2005年04月14日
要約:
【課題】停止時に燃料電池の劣化を防ぐことのできる燃料電池システムを提供する。【解決手段】燃料電池システムにおいて、燃料電池1を停止する際に酸素極1bから排出された酸化剤ガスを循環させる排出酸化剤ガス循環系42と、循環するにつれ不活性ガス濃度の高くなった排出酸化剤ガスを蓄えるガスタンク13を備える。また、ガスタンク13から水素極1へ不活性ガスを供給する不活性ガス供給系43を備える。そして燃料電池1の発電状態から、流量制御弁15、16と不活性ガス流量制御弁14の開閉によって排出酸化剤ガス循環系42と不活性ガス供給系43とを選択的に切り換え、水素極1aへ不活性ガスを充填する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
水素極に供給される水素と酸素極に供給される酸化剤との反応によって発電する燃料電池を備えた、燃料電池システムにおいて、 前記燃料電池の停止処理時に前記水素極と前記酸素極の各排出流路を遮断する流路遮断手段と、 前記燃料電池の停止処理時に、前記酸素極から排出される不活性ガスを含む排出ガスを前記酸素極へ循環させる循環流路と、 前記循環流路と接続するガス蓄積手段と、 前記循環流路を循環し、不活性ガス濃度が高くなった排出ガスを前記ガス蓄積手段へ導入するガス導入手段と、 前記ガス蓄積手段と前記水素極を接続する排出ガス供給流路と、 前記循環流路と前記排出ガス供給流路とをそれぞれ遮断可能に切り換える流路切換手段と、 前記燃料電池への前記水素と前記酸化剤の供給を停止した後の前記燃料電池の発電状態を推定する発電状態推定手段と、 前記ガス蓄積手段から前記水素極へ前記排出ガスを送り込むガス送出手段と、 前記発電状態推定手段によって推定された前記燃料電池の発電量が所定値以下になると、前記流路切換手段によって前記循環流路を遮断し、かつ前記排出ガス供給流路を導通させ、前記ガス送出手段によって前記ガス蓄積手段から前記排出ガスを前記水素極へ送出、充填する排出ガス充填制御手段と、を備えることを特徴とする燃料電池システム。
IPC (1件):
H01M8/04
FI (4件):
H01M8/04 Y ,  H01M8/04 J ,  H01M8/04 N ,  H01M8/04 Z
Fターム (11件):
5H027AA02 ,  5H027BA13 ,  5H027BA20 ,  5H027BC19 ,  5H027KK05 ,  5H027KK25 ,  5H027KK26 ,  5H027KK31 ,  5H027KK54 ,  5H027MM03 ,  5H027MM08
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 米国特許出願公開第2002/0098393号明細書

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