特許
J-GLOBAL ID:200903004863318700

油圧ショベルの油圧回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-208788
公開番号(公開出願番号):特開平7-042197
出願日: 1993年07月30日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】[目的] 従来技術の油圧ショベルではカウンタウエイトを後方へ突出移動させて掘削作業を行っているとき旋回を行いたい場合に、そのカウンタウエイトを自動的かつ敏速に引込移動させることができなかった。そのために突出状態のカウンタウエイトを旋回時に他の障害物に衝突させることがある。これを解決する。[構成] 本発明では、バランスシリンダに通じる圧油給排回路にバランスシリンダ制御用パイロット切換弁を介設し、そのバランスシリンダ制御用パイロット切換弁のウエイト突出指令側パイロットポートにブーム用検出手段からの信号を入力するようにし、またウエイト引込指令側パイロットポートに旋回用検出手段からの信号を入力するようにし、かつ上記ウエイト突出指令側パイロットポートに通じるパイロット管路に、旋回のパイロット圧で切換作動するパイロット切換弁を介設した。
請求項(抜粋):
下部走行体の上部に上部旋回体を設け、その上部旋回体後部のカウンタウエイトをバランスシリンダによって前後移動可能に構成している油圧ショベルにおいて、バランスシリンダに通じる圧油給排回路にバランスシリンダ制御用パイロット切換弁を介設し、そのバランスシリンダ制御用パイロット切換弁のウエイト突出指令側パイロットポートにブーム用検出手段からの信号を入力するようにし、またウエイト引込指令側パイロットポートに旋回用検出手段からの信号を入力するようにして上記バランスシリンダ制御用パイロット切換弁を切換作動可能とし、かつ上記ウエイト突出指令側パイロットポートに通じるパイロット管路に、旋回のパイロット圧で切換作動するパイロット切換弁を介設し、旋回用検出手段からの信号出力をブーム用検出手段からの信号出力より優先するように設定したことを特徴とする油圧ショベルの油圧回路。
IPC (3件):
E02F 9/18 ,  E02F 9/22 ,  E02F 9/24

前のページに戻る