特許
J-GLOBAL ID:200903004884653160

限界電流式酸素センサ用出力回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-315060
公開番号(公開出願番号):特開平9-159648
出願日: 1995年12月04日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、雰囲気中の酸素濃度を測定する限界電流式酸素センサ用出力回路に関し、センサ使用時の劣化の有無を自己診断し、万が一劣化の場合は警報を発するとともに自己修復して誤測定を防止することを目的とする。【解決手段】 限界電流式酸素センサ1には、電極2aと電極2bが配置されている。直流電源3は、電極2aおよび電極2bと電流検出手段4とで閉回路を構成している。センサ出力検出手段5は、電流検出手段4を流れる電流をセンサ出力として検出し、比較手段6でセンサ出力Aと予め記憶させた域値E3および下限域値E4との大小とを比較する。センサ出力Aが域値E3以下で下限域値E4以上が所定時間以上継続すると、警報発生手段9が警報を発生し、電圧変更手段12が電極2aおよび電極2bへの印加電圧を上昇させる構成とした。
請求項1:
限界電流式酸素センサと、前記限界電流式酸素センサのカソード電極およびアノード電極に電圧を印加する直流電源と、前記カソード電極およびアノード電極と直流電源との閉回路内に配置された電流検出手段と、前記電流検出手段に接続され電流値を検出するセンサ出力検出手段と、予め記憶させた域値E3および下限域値E4と前記センサ出力検出手段で得られたセンサ出力との大小を比較する比較手段と、前記比較手段においてセンサ出力が域値E3以下で下限域値E4以上の場合に作動し、この場合が予め記憶させた所定時間以上継続するかを判断する計測手段と、前記計測手段において所定時間以上継続した場合に作動して警報を発する警報発生手段と、前記計測手段において所定時間以上継続した場合に作動し直流電源に併設して電極への印加電圧を上昇させる電圧変更手段から構成される限界電流式酸素センサ用出力回路。
IPC (2件):
G01N 27/41 ,  G01N 27/26 391
FI (2件):
G01N 27/46 325 P ,  G01N 27/26 391 A

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