特許
J-GLOBAL ID:200903004888757733

ブレーキ液圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-337665
公開番号(公開出願番号):特開平6-183324
出願日: 1992年12月17日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【構成】 ポンプ32の吐出をホイールシリンダ5に伝達させる状態およびリザーバ28へと循環させる状態を切り換える切換手段10,24と、該切換手段10,24およびポンプ32の作動を制御する制御手段72とを有し、トラクション制御前にポンプ32を駆動してブレーキ液を吸入させて切換手段10,24によりリザーバ28へと循環させ、トラクション制御時に切換手段10,24を切り換えてポンプ32の吐出をホイールシリンダ5へ伝達させる。【効果】 トラクション制御前にポンプ32を駆動状態としているため、制御に遅れを生じることがない。しかも、制御前にポンプ32を駆動しても、切換手段10,24によりブレーキ液をリザーバ28へと循環させるため、ポンプ負荷が高まることがない。
請求項(抜粋):
制動時にブレーキ液圧が発生されるマスタシリンダとブレーキ液圧により制動力を発生するホイールシリンダと間に設けられ、ブレーキ液を貯蔵可能なリザーバと、該リザーバのブレーキ液を吸入し吐出するポンプと、前記マスタシリンダと前記ホイールシリンダとの連通状態および前記ホイールシリンダと前記リザーバとの連通状態を切り換えるとともに前記ポンプの吐出を前記ホイールシリンダに伝達させる状態および前記リザーバへと循環させる状態を切り換える切換手段と、該切換手段および前記ポンプの作動を制御する制御手段とを有し、非制動時に前記マスタシリンダから前記ポンプによりブレーキ液を吸入可能とするブレーキ液圧制御装置であって、前記制御手段は、加速時における車輪の空転発生により車輪速情報がしきい値に達する前に前記ポンプを駆動して該ポンプによりマスタシリンダのブレーキ液を吸入させかつ該ブレーキ液を前記切換手段によりリザーバへと循環させるとともに、前記車輪速情報が前記しきい値に達したときに前記切換手段を切り換えて駆動状態にある前記ポンプの吐出を前記ホイールシリンダへ伝達させることを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
IPC (3件):
B60T 8/58 ,  B60T 8/48 ,  F02D 29/02 311

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