特許
J-GLOBAL ID:200903004888885006

除湿器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 長七 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-200852
公開番号(公開出願番号):特開平6-047240
出願日: 1992年07月28日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【目的】 吸湿剤の高温再生時に、ケーシングの再生用出口から吐出される風の温度を低下させる。安全で高効率の除湿器を得る。【構成】 ケーシング1の一側面1aに収納庫内に通じる吸湿用出入口2,3を形成し、他側面1bの外部に通じる再生用出入口4,5を形成する。ケーシング1内の風路6に、ファン7と温風ヒータ8とシリカゲル9とを備えた大径の第1の通路11と、この通路11と平行な中空状の小径の通路12とを形成する。シリカゲル9の再生時には風路6の空気A1 の大半が第1の通路11の温風ヒータ8を通過してシリカゲル9を加熱する。第1の通路11から吐出される熱風A2は第2の通路12からの低温空気A1 と混ざり合うことによって温度を下げられ、この温風A3 がケーシング1の再生用出口5から吐出される。
請求項(抜粋):
ケーシング内に形成された風路にファンと温風ヒータと吸湿剤とが送風方向に沿って配置され、ケーシングの上記風路の上流側には収納庫内に連通する吸湿用入口及び収納庫外に連通する再生用入口が夫々形成されると共に、ケーシングの上記風路の下流側には収納庫内に連通する吸湿用出口及び収納庫外に連通する再生用出口が夫々形成され、吸湿時には上記ファンにより収納庫内の空気が吸湿用入口からケーシング内に導入されて電力消勢された温風ヒータと吸湿剤とを順次通過し、吸湿剤からの常温乾燥空気が吸湿用出口から収納庫内に循環されると共に、吸湿剤の再生時には上記ファンにより収納庫外の空気が再生用入口からケーシング内に導入され、電力付勢された温風ヒータにより加温された温風を吸湿剤に通し、吸湿剤からの高温多湿空気を再生用出口から収納庫外に排出してなる除湿器において、上記ケーシング内に、上記ファンにより吸引された空気が温風ヒータと吸湿剤とをこの順序で通過する大径の第1の通路と、上記第1の通路と平行に且つ上記温風ヒータと吸湿剤とを夫々通過しない小径の第2の通路とを形成し、吸湿剤の再生時には第1の通路内の吸湿剤を通過した高温多湿空気と第2の通路を通過した常温常湿空気との混合空気をケーシングの再生用出口から排出させて成ることを特徴とする除湿器。

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