特許
J-GLOBAL ID:200903004903981785

光学デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三俣 弘文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-231579
公開番号(公開出願番号):特開平9-105965
出願日: 1996年09月02日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】 アルカリ金属あるいはアルカリ土金属を含まない光学増幅器および光ファイバ用のガラスを提供する。【解決手段】 本発明は、平面型光学導波路構造体、あるいは光ファイバの形態で提供される活性光素子である。本発明の活性光素子は、細長い活性ガラス製コアを有し、このコアは、酸素とシリコンあるいはゲルマニウムのような非金属元素と少なくとも一部はEr3+イオンの形態のエルビウムを含有する。この本発明の活性コアは、50モル%から90モル%の範囲の非金属元素を含有している。活性コア内では、エルビウムの濃度は、1cm3 当たり少なくとも0.5×1020原子である。エルビウムのレーザ発振レベルは、少なくとも約5msの放射寿命を有する。
請求項(抜粋):
ほぼ平面上の主表面を有する基板(10)を有し、a)シリコンと酸素とエルビウムとを含有し、細長いアクティブガラス製コア(40)と、前記エルビウムは、少なくとも一部はEr3+イオンの形態であり、前記アクティブガラス製コアは633nmの波長において、その屈折率が1.5以上であり、b)前記アクティブガラス製コア(40)の少なくともその一部を包囲する1つの層を含むガラス製クラッド層(50,20)と、前記ガラスクラッド層の屈折率は、前記アクティブガラス製コアの屈折率よりも低く、c)信号放射を前記アクティブガラス製コアに結合し、および前記信号放射を前記アクティブコアから分離する結合分離手段と、d)ポンプ放射を前記アクティブガラス製コア内に結合する手段と、このポンプ放射は、Er3+イオンの少なくとも一部をレーザ発振レベルまで励起し、励起放射により信号放射を増幅させ、からなる光学デバイスにおいて、e) 前記クラッド層は、前記アクティブガラス製コア(40)と前記基板(10)の主表面との間に形成された下側クラッド層(20)と、前記アクティブコアを一部包囲しその上部に配置された上側クラッド層(50)とからなり、f) 前記アクティブガラス製コア(40)は、少なくとも2つの元素からなる修正成分元素を含み、前記修正成分元素の1つは、周期律表のIIIB属,IVB属,IIIA属からなる金属から選択され、その量はエルビウム原子のクラスター化を阻止し、且つその修正成分元素は、アルカリ金属あるいはアルカリ土金属のいずれでもなく、g) 前記アクティブガラス製コアは、エルビウム対シリコンの原子比率は少なくとも0.005でエルビウムの絶対濃度は、少なくとも0.5×1020原子/cm3 であることを特徴とする光学デバイス。
IPC (4件):
G02F 1/35 501 ,  G02B 6/12 ,  G02F 1/39 ,  H01S 3/10
FI (5件):
G02F 1/35 501 ,  G02F 1/39 ,  H01S 3/10 Z ,  G02B 6/12 H ,  G02B 6/12 N
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-295833

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