特許
J-GLOBAL ID:200903004910607449
炭素鋼部材へのフェライト皮膜形成方法及びその皮膜形成装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
ポレール特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-069530
公開番号(公開出願番号):特開2009-222651
出願日: 2008年03月18日
公開日(公表日): 2009年10月01日
要約:
【課題】フェライト皮膜の形成に要する時間をさらに短縮することができる炭素鋼部材へのフェライト皮膜形成方法を提供する。【解決手段】皮膜形成装置の循環配管の両端部をBWRプラントの炭素鋼製の給水配管に接続する(S1)。皮膜形成装置から給水配管内に除染液を供給して化学除染を実行する(S2)。循環配管内を流れる水(または皮膜形成水溶液)の温度を60〜100°Cに加熱する(S3)。ヒドラジンを、循環配管内を流れる水(または給水配管から戻された皮膜形成水溶液)に注入する(S4)。鉄(II)イオン及びギ酸を含む薬液を、ヒドラジンを含む水溶液に注入する(S5)。過酸化水素を、pH調整剤及び鉄(II)イオン等を含む水溶液に注入する(S6)。その後、この水溶液を給水配管内に導いて給水配管の内面にフェライト皮膜を形成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
プラントの一部である炭素鋼部材の水に接する表面に皮膜形成液を接触させて前記表面にフェライト皮膜を形成する炭素鋼部材へのフェライト皮膜形成方法において、
前記皮膜形成液が前記炭素鋼部材に接触される前の時点で、鉄(II)イオン及び酸を含む第1の薬剤、及び前記鉄(II)イオンを鉄(III)イオンに酸化する第2の薬剤を、前記皮膜形成液のpHを6.0以上で9.0以下に調整する第3の薬剤を含む液体に添加することによって前記皮膜形成液を生成することを特徴とする炭素鋼部材へのフェライト皮膜形成方法。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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