特許
J-GLOBAL ID:200903004915771670
同調可能なレーザ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三俣 弘文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-276153
公開番号(公開出願番号):特開平8-213684
出願日: 1995年10月02日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【課題】 同調速度、同調周波数範囲、及び周波数の選択性に優れた性能を有する小型のレーザ装置を提供する。【解決手段】 高速動作可能で同調可能なレーザ装置は、出力導波路15を有するN×Nの波長グレーティングルータ12を従来の同調可能なレーザに組み込むことにより実現される。この出力導波路15は、波長グレーティングルータ12内の自由空間領域28からの二次回折光学エネルギーを捕獲する位置に配置されている。この二次回折光学エネルギーは、レーザが同調されるべき所望の波長でレーザの出力として発せられる。
請求項(抜粋):
N個の波長の内の少なくとも1つに同調可能なレーザ装置において、(A)共鳴光学キャビティを規定するように互いに対向して配置された第1と第2の反射表面と、(B)前記共鳴光学キャビティ内に配置された導波路グレーティングルータを有し、前記導波路グレーティングルータは、その片側に配置された一次導波路と二次導波路と、その対向側に配置されたN個の入力導波路とを有し、前記一次導波路とN個の入力導波路は、前記導波路グレーティングルータ内の対応する自由空間領域からの一次回折光エネルギーを捕獲するように構成され、前記二次導波路は、少なくとも1つの波長で二次回折光エネルギーを捕獲するように構成され、前記一次導波路と二次導波路の光エネルギーの波長はほぼ等しくされ、(C)複数の選択的に制御可能な光学増幅器を有し、前記各光学増幅器は、前記N個の入力導波路からなるグループの対応する導波路と少なくとも前記一次導波路とに直列に接続され、(D)少なくとも1つの波長でレーザ発振を起こさせるための、前記導波路グレーティングルータを通る波長選択性パスを形成するように、少なくとも1対の前記選択的に制御可能な光学増幅器をポンピングする制御手段を有し、前記波長選択性パスは、前記両反射表面に接続されていることを特徴とする同調可能なレーザ装置。
IPC (3件):
H01S 3/103
, G02B 6/122
, H01S 3/18
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