特許
J-GLOBAL ID:200903004923861522

乗用車タイヤ用カーカスコードの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-263607
公開番号(公開出願番号):特開平5-171276
出願日: 1991年10月11日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、スチールによる乗用車用カーカスコードの製造方法を提供する。【構成】 重量%でC:0.9〜1.10%、Si:0.4%以下、Mn:0.5%以下、Cr:0.10%以上0.30%以下、残部鉄および不可避的不純物からなる高炭素線材を用い、初線径を0.50〜0.90mmφとしパテンティング処理により引張強さが1400〜1600MPa のワイヤとし、その後、伸線加工により50〜90μmで引張強さが4500MPa 以上のワイヤとし、これを撚り合わせたことを特徴とする乗用車タイヤ用カーカスコードの製造方法。
請求項(抜粋):
重量%でC :0.90%以上1.10%以下、Si:0.4%以下、Mn:0.5%以下、Cr:0.10%以上0.30%以下、残部鉄及び不可避的不純物よりなり、かつ、不可避的に入るAl含有量を0.003%以下とする熱間圧延線材を用い、中間パテンティング処理を一回以上挿入する引き抜き加工により線径を0.50〜0.90mmφとし、その後、最終パテンティング処理において900〜1000°Cの温度範囲でγ化処理を行ない、直ちに560〜590°Cの温度範囲で恒温変態処理を施して引張強さ1400〜1600MPa のワイヤとし、その後さらに1〜3μm厚のブラスメッキを行なった後、最終湿式伸線を行ないワイヤ径を50〜90μmのワイヤとし、引張強さ4500MPa 以上のワイヤとすることを特徴とする乗用車タイヤ用カーカスコードの製造方法。
IPC (5件):
C21D 8/06 ,  B29D 30/38 ,  C21D 9/52 103 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/18
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-263951
  • 特開平3-059183
  • 特開昭58-221703

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