特許
J-GLOBAL ID:200903004925841740

乳腫瘍を伴うムチンに対する特異性のある抗体、その生産方法及び使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲垣 清 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-531139
公開番号(公開出願番号):特表2002-502621
出願日: 1999年02月12日
公開日(公表日): 2002年01月29日
要約:
【要約】癌種細胞からのMUC1タンデムリピートの炭水化物構造に特異的に結合する免疫的に活性のあるポリペプチドで、a) 胸部癌患者の腫瘍細胞を含有する腹水からの200 から440 kDaの糖蛋白フラクションへの前記ポリペプチドの親和力と、通常細胞からの未処理のMUC1抗原(400 から440 kDa)への前記ポリペプチドの親和力との商が100 :1以上であり(分子量領域はSDSゲル電気泳動により分析)、b) 前記ポリペプチドはグリコシル化されていないMUC1抗原には結合せず、c) 前記糖蛋白フラクションがノイラミニダーゼで処理されてN-末端ノイラミン酸が解裂するか、又はホルマリンで処理されたときに、前記200 から440 kDaの糖蛋白フラクションへの前記ポリペプチドの結合が10%以下だけ変化し、かつMUC1に特異的で、胸部癌の診断及び治療に有用である。
請求項(抜粋):
癌種細胞からのMUC1タンデムリピートの炭水化物構造に特異的に結合する免疫的に活性のあるポリペプチドで、 a) 胸部癌患者の腫瘍細胞を含有する腹水からの200 から440 kDaの糖蛋白フラクションへの前記ポリペプチドの親和力と、通常細胞からの天然のMUC1抗原(400 から440 kDa)への前記ポリペプチドの親和力との商が100 :1以上であり(分子量領域はSDSゲル電気泳動により分析)、 b) 前記ポリペプチドはグリコシル化されていないMUC1抗原には結合せず、 c) 前記糖蛋白フラクションがノイラミニダーゼで処理されてN-末端ノイラミン酸が解裂するか、又はホルマリンで処理されたときに、前記200 から440 kDaの糖蛋白フラクションへの前記ポリペプチドの結合が10%以下だけ変化する、 ことを特徴とする免疫的に活性のあるポリペプチド。
IPC (7件):
C12N 15/02 ,  A61K 39/395 ,  A61P 35/00 ,  C07K 16/30 ,  C12P 21/08 ,  G01N 33/574 ,  G01N 33/577
FI (8件):
A61K 39/395 E ,  A61K 39/395 B ,  A61P 35/00 ,  C07K 16/30 ,  C12P 21/08 ,  G01N 33/574 A ,  G01N 33/577 A ,  C12N 15/00 C
Fターム (41件):
4B024AA01 ,  4B024AA12 ,  4B024BA36 ,  4B024BA45 ,  4B024GA03 ,  4B024GA18 ,  4B024GA23 ,  4B024HA15 ,  4B064AG27 ,  4B064CA10 ,  4B064CA20 ,  4B064CC24 ,  4B064CE06 ,  4B064CE07 ,  4B064CE12 ,  4B064DA05 ,  4B064DA14 ,  4C085AA13 ,  4C085BB01 ,  4C085BB12 ,  4C085CC03 ,  4C085DD21 ,  4C085DD32 ,  4C085DD62 ,  4C085EE01 ,  4C085EE03 ,  4H045AA10 ,  4H045AA11 ,  4H045AA20 ,  4H045AA30 ,  4H045BA53 ,  4H045BA72 ,  4H045CA41 ,  4H045DA76 ,  4H045DA86 ,  4H045EA28 ,  4H045EA50 ,  4H045FA71 ,  4H045FA74 ,  4H045GA22 ,  4H045GA26

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