特許
J-GLOBAL ID:200903004929270453

双ロール式連続鋳造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-092854
公開番号(公開出願番号):特開平5-285606
出願日: 1992年04月13日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】 本発明は双ロール式連続鋳造装置において、鋳片内部に生じるセンターポロシティの発生率を低減して、冷延した薄板製品の加工時、割れを生じないような鋳片を鋳造可能な鋳造装置を提供することを目的とする。【構成】 双ロール式連続鋳造装置1において、鋳造直後の鋳片11の少なくとも幅方向の表面温度の標準偏差σを演算して、その値が所定値を超えた時に冷却ロールのロール押し力fを制御し、凝固不均一ピッチを小さくしてセンターポロシティ発生率Sを加工時、薄板製品の割れが発生しないようなレベルまで抑える。
請求項(抜粋):
互いに反対方向に回転する一対の冷却ロールを平行に対向配置すると共に、該冷却ロールの両端面にサイド堰を圧接し、該冷却ロールの外周面とサイド堰とにより画成された湯溜り部に溶融金属を供給して、該冷却ロール間の間隙を経て薄板鋳片を連続的に鋳造するようにした双ロール式連続鋳造装置であって、鋳造直後の鋳片表面の温度を少なくとも鋳片幅方向に沿って検出する温度検出手段と、検出された温度より鋳片内温度偏差を演算する鋳片温度偏差演算手段と、演算された鋳片内温度偏差が所定値を超えた時に上記冷却ロールの鋳片に対する押し力が減少するように制御して上記温度偏差を所定の範囲内に収めるロール押し力制御手段とを有することを特徴とする双ロール式連続鋳造装置。
IPC (2件):
B22D 11/06 330 ,  B22D 11/16 104

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