特許
J-GLOBAL ID:200903004929685033

搾乳器の自動持上げ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-273753
公開番号(公開出願番号):特開平8-131001
出願日: 1994年11月08日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【構成】 不等辺リンク機構63と昇降シリンダ64で搾乳フレームに対して昇降されるティートカップ50を設け、不等辺リンク機構63の持上げ移動でティートカップ50が乳頭に装着されるように構成する。自動搾乳装置Aが人為装着モードに切換えられた状態において、人為操作でティートカップ50が乳頭へ装着されると姿勢矯正機構Mが自動作動して、人為操作状態にも拘らずに搾乳フレーム51が駆動力でもって持上がり移動するよう、ティートカップ50内の乳頭検出センサ85と姿勢矯正機構Mとが連係される。【効果】 自動搾乳作動に必要な検出手段を兼用利用する経済的な手段により、自動装着モードにおける本来の自動搾乳機能を備えながら、人為装着モードにおける労力負担を軽減して楽に操作できる合理的な搾乳器の自動持上げ装置を備えた自動搾乳装置を提供できた。
請求項(抜粋):
被搾乳動物の乳頭に装着可能なティートカップ(50)を、搾乳室(7)内の所定の搾乳姿勢にある被搾乳動物の下腹部に突出移動した搾乳位置と、前記搾乳室(7)の横側方に退避移動した退避位置とに位置変更可能に備え、かつ、搾乳位置にある前記ティートカップ(50)を、これによる自動搾乳を行うべく乳頭に装着可能な装着手段(V)を備えて自動搾乳装置(A)を構成するとともに、前記装着手段(V)を、先端に前記ティートカップ(50)を備えた横向きのアーム(63)と、該アーム(63)の揺動上昇移動によって前記ティートカップ(50)を乳頭に嵌込み可能とするべく、前記アーム(63)を、これを支持する搾乳フレーム(51)に対して駆動上昇揺動可能な昇降機構(64)とを備えて構成し、退避位置にある前記ティートカップ(50)が乳頭に嵌め込まれるまでの一連の装着作動が自動的に行われるように前記自動搾乳装置(A)が駆動される自動装着モードと、前記一連の装着作動を人為操作によって実現可能な人為装着モードとを切換え可能な切換手段(84)を設け、前記切換手段(84)が前記人為装着モードに切換えられた状態において、前記アーム(63)が揺動上昇移動されているときに、前記搾乳フレーム(51)の持上げ移動に連動して前記アーム(63)を相対下降揺動させる姿勢矯正機構(M)を備え、人為操作による前記ティートカップ(50)の乳頭への装着に伴って前記姿勢矯正機構(M)が自動作動するように、前記ティートカップ(50)が乳頭に装着されたことを検出する装着検出手段(85)と前記姿勢矯正機構(M)とを連係してある搾乳器の自動持上げ装置。

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