特許

J-GLOBAL ID：200903004951743683

フラッシュ溶接性に優れた高加工性薄物高張力熱延鋼板及びその製造方法

発明者： 大沢 紘一 ,  小林 聡雄 ,  占部 俊明
出願人/特許権者： 日本鋼管株式会社
代理人 (1件)： 石川 泰男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-269715
公開番号（公開出願番号）：特開平11-106862
出願日： 1997年10月02日
公開日（公表日）： 1999年04月20日
要約：

【要約】【課題】 TSが590〜690MPa 、強度-延性バランスの指標TS×Elが22000MPa ・%以上の板厚3mm以下の高張力熱延鋼板で、酸洗入側でのフラッシュ溶接性が良好なコイルを製造する。【解決手段】 重量%で、C:0.05〜0.20%、Si:0.60%以上、Mn:1.00〜2.00%、sol.Al:0.10%以上、P:0.010〜0.040%を含み、Si+sol.Al:1.0〜1.70%で残りFe及び不可避不純物の鋼片をγ単相域に加熱後、α+γ2相域で仕上圧延を終了し、350〜500°Cで巻き取り、ポリゴナルフェライトと体積率で5%以上の残留γとを含むミクロ組織とする。上記で仕上圧延後10°C/s以上で650〜750°Cまで冷却してから1s以上保持し、10°C/s以上で冷却して、350〜500°Cで巻き取ってもよい。上記で仕上圧延をγ単相域で終了してもよい。

請求項（抜粋）：

C:0.05〜0.20wt.%、Si:0.60wt.%以上、Mn:1.00〜2.00wt.%、sol.Al:0.10wt.%以上、及び、P:0.010〜0.040wt.%を含み、更に、Si+sol.Al:1.0〜1.70wt.%を満たし、残りFe及び不可避的不純物からなり、ポリゴナルフェライトと体積率で5%以上の残留オーステナイトとを含むミクロ組織を有することを特徴とする、フラッシュ溶接性に優れた高加工性薄物高張力熱延鋼板。

IPC (5件)：

C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 ,  C21D 8/02 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/06

FI (5件)：

C22C 38/00 301 B ,  C22C 38/00 301 W ,  C21D 8/02 B ,  C21D 9/46 T ,  C22C 38/06