特許
J-GLOBAL ID:200903004954311954

多方向多重通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 桑井 清一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-076101
公開番号(公開出願番号):特開平5-244270
出願日: 1992年02月27日
公開日(公表日): 1993年09月21日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は上位局に障害が発生した場合、障害局から1段下の中継局から下位局間の通信が確保できることである。【構成】 各局間の下り/上り伝送路に使用状態を示す使用中フラグ101,201を含む制御チャンネル100と、通話チャンネル200を備える。中継局Rの上位局に障害が発生すると中継局Rの折り返し回路06が上り信号をそのまま下り信号に折り返す。各局は制御回路05,15,25により、周辺の回路01〜04,11〜14,21〜24を用いて制御チャンネルと通話チャンネルのデータ部101〜106,201〜202を操作し、発着呼・終話処理を行い中継局R以下の局間の通信を確保する。
請求項(抜粋):
親局と、中継局と子局とで構成される階層バス型多方向多重通信装置において、中継局と子局との下り伝送路と上り伝送路に使用状態を示す使用中フラグと制御データとを含んだ制御チャネルと使用中フラグと個別データを含んだ通話チャネルとをそれぞれ設け、中継局は親局の下り信号を監視し、障害発生を検出した場合は自局内で上り信号を下り信号に折り返す折り返し手段を備え、中継局と子局の各々は、制御チャンネルと通話チャンネル中の使用中フラグと制御データまたは個別データとを分離多重する分離・多重手段と、自局の加入者と通話チャンネルを接続するスイッチ手段と、自局の局番号と加入者番号を記憶する記憶手段を備えることにより下り伝送路の制御チャンネルの使用中フラグを検査し未使用の場合は使用中フラグを使用中にして自局の局番号を上り伝送路の制御チャンネルに多重し、下り伝送路の制御チャンネルから自局の局番号を分離・確認することにより、制御チャンネルを確保する制御チャンネル確保手段と、自局の加入者の発呼を検出したとき、前記制御チャンネル確保手段で制御チャンネルを確保した後下り伝送路の通話チャンネルの使用中フラグを検査することにより、未使用通話チャンネルを2つ選択し登り伝送路の通話チャンネルと下り伝送路の通話チャンネルを発呼した加入者に接続し上り伝送路の通話チャンネル使用中フラグを使用中にして多重し確保した上り伝送路の制御チャンネルに発呼呼出を示す発呼モードと選択した2つの未使用通話チャンネルのチャンネル番号と着呼加入者番号とを多重し下り伝送路の通話チャンネルの使用中フラグが未使用から使用中に変化することを監視することにより発呼成立を確認し確保した制御チャンネルの使用中フラグを未使用に戻して上り伝送路の制御チャンネルに多重し制御チャンネルを解放する発呼手段と、下り伝送路の制御チャンネルを分離して分離データを監視し、発呼モードを検出した時同じ制御チャンネルに含まれる着呼加入者番号を自局の局データに記憶されている自局の加入者番号と比較し一致した場合は、制御チャンネルで指定された下り伝送路の通話チャンネルと上り伝送路の通話チャンネルを対応する加入者に接続し、制御チャンネルで指定された上り伝送路の通話チャンネルの上り使用中フラグを使用中にして多重する着呼手段と、通話している自局の加入者と通話に使用している通話チャンネルのチャンネル番号を管理し自局の加入者の終話を検出するか、通話の相手が使用する通話チャンネルの使用中フラグが未使用になったのを検出し自局で多重していた通話チャンネルの上り使用中フラグを未使用に戻して通話チャンネルを解放する終話手段とを含むことを特徴とする多方向多重通信装置。
IPC (5件):
H04M 3/22 ,  H04J 3/00 ,  H04L 12/24 ,  H04L 12/26 ,  H04M 3/00

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