特許
J-GLOBAL ID:200903004955643977

免震構造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 清一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-358939
公開番号(公開出願番号):特開平10-184090
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 小規模の地震動や台風による風力の作用時においては構造物の振動を極力抑制し、それを上回る地震力が作用したときは、水平方向の振動エネルギーみならず上下方向の振動エネルギーも効果的に減衰させ、構造物の免震性を向上させる。【解決手段】 地面を掘り下げて、高耐震性の凹所構造体2を形成する。この凹所構造体2内に構造物の基礎部3を収容し、この基礎部3を、凹所構造体の水平な底面部分5に対して転動可能とする。基礎部3と凹所構造体の内壁部6とを自動切断機7で剛に連結する。自動切断機7は、小地震や台風発生時には切断されず、それを上回る地震力が作用した時に自動的に切断される。自動切断機7が切断された後における、水平方向及び上下方向での基礎部の振動エネルギーをダンパーで減衰させる。
請求項(抜粋):
地面を掘り下げて耐震性の凹所構造体を形成すると共に、該凹所構造体内に構造物の基礎部を収容し、該基礎部を、前記凹所構造体の水平な底面部分に対して転動可能又は滑動可能とし、又、前記基礎部と凹所構造体の内壁部とを、構造物に一定以上の地震力が作用したときに自動的に切断される自動切断器で連結し、該自動切断器と基礎部との接合点及び該自動切断器と凹所構造体の内壁部との接合点を剛節としてなり、又、該自動切断器が切断された後において前記基礎部が地震力の作用によって水平方向で振動するときや上下方向で振動するときの振動エネルギーを減衰させるためにダンパーを設けたことを特徴とする免震構造物。
IPC (2件):
E04H 9/02 331 ,  E04H 9/02
FI (2件):
E04H 9/02 331 D ,  E04H 9/02 331 Z

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