特許
J-GLOBAL ID:200903004956284776

弁開閉時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-148310
公開番号(公開出願番号):特開平10-339115
出願日: 1997年06月05日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 ロックピンの移動によるロック解除が行われた後に変位変換作動(回転軸と回転伝達部材の相対回転)が開始するようにすること。【解決手段】 ロックピン70が受容孔22から抜け出て退避孔32に退避した状態にて第1流体通路24と第3流体通路23が受容孔22と退避孔32を通して連通するように構成したため、ロックピン70の頭部が受容孔22に嵌入している状態では、第3流体通路23を通して受容孔22に圧力流体が供給されてロックピン70がばね付勢力に抗して移動し、ロックピン70が受容孔22から抜け出て退避孔32に退避した状態にて、第3流体通路23から受容孔22と退避孔32を通して第1流体通路24に圧力流体が供給される。
請求項(抜粋):
内燃機関のシリンダヘッドに回転自在に組付けられる弁開閉用の回転軸と、この回転軸に所定範囲で相対回転可能に外装されクランク軸からの回転動力が伝達される回転伝達部材と、前記回転軸又は前記回転伝達部材の一方に取り付けられたベーンと、前記回転軸と前記回転伝達部材との間に形成され前記ベーンによって進角用室と遅角用室とに二分される流体圧室と、前記進角用室に流体を給排する第1流体通路と、前記遅角用室に流体を給排する第2流体通路と、前記回転伝達部材又は前記回転軸に形成され内部に前記回転軸又は前記回転伝達部材に向けてばね付勢されたロックピンを収容する退避孔と、前記回転軸又は前記回転伝達部材に形成され前記回転軸と前記回転伝達部材の相対位相が所定の位相で同期したとき前記ロックピンの頭部が嵌入される受容孔と、この受容孔に流体を給排する第3流体通路とを備えて、内燃機関の吸気弁又は排気弁の開閉時期を制御するために使用される弁開閉時期制御装置において、前記第1流体通路または第2流体通路を前記退避孔に連通させて、前記ロックピンが前記受容孔から抜け出て前記退避孔に退避した状態にて前記第1流体通路または第2流体通路と前記第3流体通路が前記受容孔と前記退避孔を通して連通するように構成したことを特徴とする弁開閉時期制御装置。
IPC (2件):
F01L 1/34 ,  F02D 13/02
FI (2件):
F01L 1/34 E ,  F02D 13/02 G

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