特許
J-GLOBAL ID:200903004958825138

車高調整機構付きショックアブソーバ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-151301
公開番号(公開出願番号):特開平8-014300
出願日: 1994年07月01日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 車高調整機構付きショックアブソーバを簡単に構成して組み付け性を良好にし、また同アブソーバを用いた車高調整が短時間で済むようにする。【構成】 第1シリンダ11及び第2シリンダ14内に、フリーピストン12、ベース部材15及びピストン22により、高圧ガス室R1、上油室R21、下油室R22及びアキュムレータ室R4を形成する。ベース部材15にチューブ25を立設してピストンロッド21内に設けた軸孔21a内に侵入させる。車高が低くかつピストンロッド21の縮み側移動時に、ベース部材15の径方向孔15c、チューブ25及びピストン22の貫通孔22bを介して、リザーバ室R3の作動油を上油室R21に導く。車高が高くかつピストンロッド21の伸び側及び縮み側移動時に、チューブ25の位置決め用孔25b、同チューブ25内及び径方向孔15cを介して、下油室R22内の作動油をリザーバ室R3に導く。
請求項(抜粋):
車輪側部材と車体との間に組み付けられる車高調整機構付きショックアブソーバであって、第1シリンダと、前記第1シリンダの下部内周面上に液密的かつ摺動可能に組み込まれて同第1シリンダ内の下部に高圧ガスを収容した高圧ガス室を形成する第1ピストンと、前記第1シリンダの上部内周面上に隙間を隔てて組み付けられ内部に第2シリンダ室を形成するとともに同第1シリンダとの間にリザーバ室を形成する第2シリンダと、前記第2シリンダの下端部にて前記第1シリンダの内周面上に固定されて前記第1ピストンとの間にアキュムレータ室を形成してなり、前記第2シリンダ室とアキュムレータ室を連通させる軸方向孔と前記リザーバ室に連通した径方向孔とを有するベース部材と、下部を前記第1シリンダの上面から液密的かつ摺動可能に侵入させてなり下端面から軸線方向に軸孔を形成してなるピストンロッドと、前記ピストンロッドの外周面上に固定されるとともに前記第2シリンダの内周面上に液密的かつ摺動可能に組み込まれて前記第2シリンダ室を上油室と下油室に区画してなり、同上油室と下油室を連通させる第1油路と前記ピストンロッドの側壁に設けた側壁孔を介して同ピストンロッドの軸孔内と上油室を連通させる第2油路とを有する第2ピストンと、前記第2ピストンに組み付けられ前記第1油路を介した上油室から下油室への作動油の移動のみを許容するとともに同作動油の移動時に抵抗を付与する第1バルブと、前記第2ピストンに組み付けられ前記第2油路を介した前記軸孔内から上油室への作動油の移動のみを許容するとともに同作動油の移動時に抵抗を付与する第2バルブと、下端部を前記ベース部材に固定するとともに同下端部にて同ベース部材の径方向孔を介して前記リザーバ室に連通し、上部を前記ピストンロッドの軸孔内に侵入させるとともに開放し、かつ中間部外周面を前記軸孔の下端部内周面上に液密的かつ摺動可能に係合させてなるチューブであって、同チューブの側壁に設けられて前記ピストンロッドが上位置にあるとき前記第2シリンダ室の下油室内に位置しかつ同ピストンロッドが下位置にあるとき前記ピストンロッドの軸孔内に位置する位置決め用孔を有するメータリングチューブとを備えた車高調整機構付きショックアブソーバ。
IPC (3件):
F16F 9/06 ,  B60G 17/044 ,  F16F 9/50

前のページに戻る