特許
J-GLOBAL ID:200903004965142577

帯電走行体の除電方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-025345
公開番号(公開出願番号):特開平6-243989
出願日: 1993年02月15日
公開日(公表日): 1994年09月02日
要約:
【要約】【目的】 細かいピッチの両極性帯電や微小な放電痕までも除電できる帯電走行体の除電方法を提供する。【構成】 ウェブ状の帯電走行体1の片側に非接触状態で設けた放電電極3に交流電圧を印加し、帯電走行体の反対側に設けたアース電極2との間でコロナ放電を発生させて帯電走行体を除電する帯電走行体の除電方法。放電電極とアース電極とを結ぶ最短経路上で測定したときの、放電電極と帯電走行体との間の距離をd1 (mm)、帯電走行体とアース電極との間に介在する空気および誘電体層の厚さをそれぞれd2,d3(mm) 、誘電体層の比誘電率をεとしたときに、8≦d1+d2+d3/ε≦25,1≦d2+d3/ε≦5の範囲となるように、放電電極,帯電走行体およびアース電極の位置関係ならびに誘電体層の厚さおよび材質を調整するとともに、帯電走行体の走行速度をV(m/min.)、静止物体を除電できる除電幅をW(mm)とするとき、f0 =(1000・V)/(60・W)で求められる周波数f0 の1〜10倍の周波数の交流電圧を放電電極に印加する。
請求項(抜粋):
ウェブ状の帯電走行体の片側に非接触状態で設けた放電電極に交流電圧を印加し、前記帯電走行体の反対側に設けたアース電極との間でコロナ放電を発生させて前記帯電走行体を除電する帯電走行体の除電方法において、前記放電電極と前記アース電極とを結ぶ最短経路上で測定したときの、該放電電極と前記帯電走行体との間の距離をd1 (mm)、該帯電走行体と前記アース電極との間に介在する空気および前記誘電体層の厚さをそれぞれd2,d3(mm) 、該誘電体層の比誘電率をεとしたときに、8≦d1+d2+d3/ε≦251≦d2+d3/ε≦5の範囲となるように、該放電電極,前記帯電走行体および前記アース電極の位置関係ならびに前記誘電体層の厚さおよび材質を調整するとともに、前記帯電走行体の走行速度をV(m/min.)、交流電圧半周期の印加によって静止物体を除電できる除電幅をW(mm)とするとき、f0 =(1000・V)/(60・W)で求められる周波数f0 の1〜10倍の周波数の交流電圧を前記放電電極に印加して除電することを特徴とする帯電走行体の除電方法。
IPC (2件):
H05F 3/04 ,  H05F 3/02
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭54-152890
  • 特開昭60-235845
  • 特開昭63-301495
全件表示

前のページに戻る