特許
J-GLOBAL ID:200903004969484634

粒状石灰石を用いる脱硫方法と脱硫装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-188069
公開番号(公開出願番号):特開2002-001059
出願日: 2000年06月22日
公開日(公表日): 2002年01月08日
要約:
【要約】【課題】 吸収液の中和用の槽内に充填された粒状石灰石量を把握した上で新たな石灰石の供給量を制御して、円滑な粒状石灰石を用いる脱硫反応を進行させる。【解決手段】 排ガス中の硫黄酸化物を吸収した吸収液を酸化した後、中和するための中和槽17内に充填された粒状石灰石内を吸収液が通過する際の圧力損失は、流動層内を浮游する粒状石灰石に作用する重力と浮力の差に比例する。この時、重力、浮力は共に石灰石層高、すなわち石灰石充填量に比例するので、石灰石層圧損△P=f(石灰石充填量)なる関係が成立することになり、石灰石層の圧損を検知することで中和槽内に充填された粒状石灰石量を把握することが可能となる。その結果、粒状石灰石を充填したときの吸収液と粒状石灰石を充填していないときの液面とのレベル差、及び循環ポンプ3の起動台数信号から吸収液が石灰石層を通過するときの圧損を算出し、粒状石灰石の充填量をコントロールすることができる。
請求項(抜粋):
ボイラ等の燃焼装置から排出される排ガス中の硫黄酸化物を吸収塔内で吸収液と接触させ、硫黄酸化物を吸収した吸収液を酸化タンク内で酸化した後、粒状石灰石が充填された中和槽を通過させることにより中和し、再び吸収部へ一以上の循環ポンプにより循環する粒状石灰石を用いる脱硫方法において、中和槽内の石灰石充填量を酸化タンクの吸収液面と中和槽の吸収液面の液面レベル差及び循環ポンプの運転台数または循環液量に基づき検知して、所定量の石灰石充填量が中和槽に充填されるように中和槽に石灰石を供給する粒状石灰石を用いる脱硫方法。
IPC (3件):
B01D 53/50 ,  B01D 53/77 ,  B01D 53/34 ZAB
FI (2件):
B01D 53/34 125 E ,  B01D 53/34 ZAB
Fターム (17件):
4D002AA02 ,  4D002AC01 ,  4D002BA02 ,  4D002CA01 ,  4D002DA05 ,  4D002DA16 ,  4D002EA07 ,  4D002EA12 ,  4D002EA13 ,  4D002EA14 ,  4D002FA03 ,  4D002GA02 ,  4D002GA03 ,  4D002GB05 ,  4D002GB06 ,  4D002GB09 ,  4D002GB20

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