特許

J-GLOBAL ID：200903004972066177

工業用スクレーパ

発明者： 松永 尚生 ,  鈴木 鉄男
出願人/特許権者： ニッタ株式会社
代理人 (1件)： 梶 良之
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-298980
公開番号（公開出願番号）：特開平8-132330
出願日： 1994年11月07日
公開日（公表日）： 1996年05月28日
要約：

【要約】【目的】 摺動面Sが曲面になっていても、摺動面Sに沿って接触することができ、高温の切削粉などが直接当たっても、損傷を受けないよう保護された工業用スクレーパを提供する。【構成】 取付部2と、該取付部2に対して傾斜して設けられたリップ部3とからなる断面略くの字状の弾性部材4と、前記リップ部3の傾斜した側に張りつけられた金属薄板5とを有してなる工業用スクレーパ1である。特に、前記金属薄板5の先端5aが前記リップ部3の先端3aより突出しており、前記金属薄板5の前記先端5aが所定の摺動面Sに接するように前記取付部2によって取り付けられたものであり、摺動面Sの曲面や凹凸に沿うことができるという柔軟性は弾性材料4のリップ部3が担い、摺動面Sに接するのは金属薄板5の先端5aであってシールに適した厚みに設定され、前記弾性材料のリップ部3がこの金属薄板5をバックアップするようにした。

請求項（抜粋）：

取付部2と、該取付部2に対して傾斜して設けられたリップ部3とからなる断面略くの字状の弾性部材4と、前記リップ部3の傾斜した側に張りつけられた金属薄板5とを有してなり、前記金属薄板5の先端5aが前記リップ部3の先端3aより突出しており、前記金属薄板5の前記先端5aが所定の摺動面Sに接するように前記取付部2によって取り付けられる工業用スクレーパ。