特許
J-GLOBAL ID:200903004974731577

工場等における監視システム及び監視方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 喜平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-232645
公開番号(公開出願番号):特開2007-048097
出願日: 2005年08月10日
公開日(公表日): 2007年02月22日
要約:
【課題】 工場等の現場内の音響の変化から、装置等の異常の発生を早期に検出することのできる監視システムを提供する。【解決手段】 現場内の音響を検出する音響検出部11と、入力された音響からN1回の音響データを得る音響処理部12と、この音響データに基づいてアトラクタを作成し、アトラクタを構成するデータベクトルの中のk個のデータベクトルについて軌道平行測度を求め、この軌道平行測度の分布を求めるカオス情報処理計算処理部13と、前記軌道平行測度の分布から前記軌道平行測度の平均値及び尖度を求め、両者の比からカオス情報規範値を求めるカオス情報規範処理部14と、得られたカオス情報規範値に基づき、漏洩音検出のための基準となる判定基準値を作成する判定基準値作成処理部16と、この判定基準値とカオス情報規範値とから漏洩音の有無を判断する漏洩音検出判定部17とを有する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
工場等の現場において、検出された音響から異常の発生の有無を判断する監視システムであって、 現場内の音響を検出する音響検出部と、 この音響検出部から入力された音響を一定の時間間隔ごとに処理し、N1(N1は1より大きい自然数)回分の時系列音響データを得る音響処理部と、 この時系列音響データに基づいてアトラクタを作成し、このアトラクタを構成するデータベクトルの中から抽出したk個(kは1より大きい自然数)のデータベクトルの各々について軌道平行測度を求め、この軌道平行測度の分布を求めるカオス情報処理計算処理部と、 このカオス情報処理計算処理部で得られた前記軌道平行測度の分布から、前記軌道平行測度の平均値及び尖度を求め、前記平均値と前記尖度との比からカオス情報規範値を求めるカオス情報規範処理部と、 このカオス情報規範処理部によって得られたカオス情報規範値に基づき、漏洩音検出のための基準となる判定基準値を作成する判定基準値作成処理部と、 この判定基準値作成処理部で作成された判定基準値と、前記カオス情報規範処理部によって得られたカオス情報規範値とから、漏洩音の有無を判断する漏洩音検出判定部と、 前記漏洩音検出判定部が異常と判断したときに警報を出力する警報出力部と、 を有することを特徴とする工場等における監視システム。
IPC (2件):
G06Q 10/00 ,  G05B 23/02
FI (4件):
G06F19/00 100 ,  G05B23/02 V ,  G05B23/02 301V ,  G05B23/02 302Y
Fターム (5件):
5H223AA02 ,  5H223BB09 ,  5H223DD03 ,  5H223EE06 ,  5H223FF06
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
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