特許
J-GLOBAL ID:200903004979915633

ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-164557
公開番号(公開出願番号):特開平11-011296
出願日: 1997年06月20日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【課題】負圧源の負圧によってブレーキ操作力を助勢するバキュームブースタの助勢限界後にブレーキシリンダ液圧をマスタシリンダ液圧より増圧可能なブレーキ装置において、その増圧の開始時期を負圧源の圧力変動にかかわらず安定化させる。【解決手段】バキュームブースタ12の負圧室17と大気との間に、負圧室17の圧力が大気圧より開弁圧だけ低い高さより低下することを防止する第1チェック弁23を設けるとともに、負圧室17とエンジン負圧源SVとの間に、エンジン負圧源SVの圧力上昇に伴って負圧室17の圧力が上昇することを防止する第2チェック弁30を設ける。それにより、負圧室17の圧力変動幅をエンジン負圧源SVの圧力変動幅より狭くし、増圧開始時期を安定化させる。
請求項(抜粋):
運転者により操作されるブレーキ操作部材と、そのブレーキ操作部材の操作に基づいて液圧を発生させるマスタシリンダと、負圧源に連通した負圧室と、その負圧室と大気とに選択的に連通させられる変圧室との差圧によって前記ブレーキ操作部材の操作力を助勢して前記マスタシリンダに出力するバキュームブースタと、前記マスタシリンダと液通路により接続され、その液通路から供給される液圧によって作動するブレーキシリンダを有し、車輪の回転を抑制するブレーキとを含むブレーキ装置において、前記ブレーキ操作部材の操作力と操作ストロークと前記マスタシリンダの液圧と前記ブレーキシリンダの液圧と車体減速度との少なくとも一つを検出する検出手段と、その検出手段の検出値に基づき、前記負圧源の圧力変動にかかわらず、前記バキュームブースタが実質的に助勢限界に到達したときに、前記ブレーキシリンダの液圧を前記マスタシリンダの液圧より増圧することを開始する増圧装置とを設けたことを特徴とするブレーキ装置。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • ブレーキ倍力システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-103797   出願人:自動車機器株式会社
  • 特開昭55-076744
審査官引用 (2件)
  • ブレーキ倍力システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-103797   出願人:自動車機器株式会社
  • 特開昭55-076744

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