特許
J-GLOBAL ID:200903004982362874

同期電動機の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-230140
公開番号(公開出願番号):特開2000-050700
出願日: 1998年07月31日
公開日(公表日): 2000年02月18日
要約:
【要約】【課題】 同期電動機の電動機定数を制御装置により自動計測する。【解決手段】 任意方向(h軸)に直流分を含んだ交流電流を流し、それと垂直方向(v軸)の電流を0として、同期電動機が停止したときにh軸電流の交流成分の大きさと位相、h軸電圧の交流成分の大きさと位相よりインダクタンス成分Lh、抵抗成分Rhを求め、h軸電流の直流成分の大きさとh軸電圧の直流成分の大きさより抵抗成分Rdcを求め、h軸に直流電流を流し、v軸に交流電流を流して、同期電動機が停止したときにv軸電流の交流成分の大きさと位相、v軸電圧の交流成分の大きさと位相よりインダクタンス成分Lv、抵抗成分Rvを求め、インダクタンス成分LhをインダクタンスLdとして設定記憶し、インダクタンス成分LvをインダクタンスLqとして設定記憶し、抵抗成分Rdc又は抵抗成分Rhと抵抗成分Rvと抵抗成分Rdcとの平均値を巻線抵抗Rとして設定記憶する。
請求項(抜粋):
永久磁石形同期電動機の永久磁石の方向を検出または推定することにより、前記永久磁石形同期電動機に流れる一次電流を前記永久磁石の方向(以下、d軸という)に平行なd軸電流成分と、d軸に垂直な軸(以下、q軸という)方向のq軸電流成分に分けて制御する同期電動機の制御方法において、前記永久磁石形同期電動機の任意方向(以下、h軸という)に直流分を含んだ交流電流を流し、それと垂直な方向(以下、v軸という)の電流を0として、前記永久磁石形同期電動機の回転子停止後に前記h軸電流の交流成分の大きさと位相を検出し、前記永久磁石形同期電動機のh軸電圧の交流成分の大きさと位相を検出または推定し、前記h軸電流の交流成分の大きさと位相及びh軸電圧の交流成分の大きさと位相よりインダクタンス成分Lhを求め、該インダクタンス成分Lhを前記d軸方向のインダクタンスLdとして設定記憶し、前記h軸電流の直流成分を検出し、前記h軸電圧の直流成分を検出または推定して抵抗成分Rdcを求め、該抵抗成分Rdcを前記永久磁石形同期電動機の巻線抵抗として設定記憶し、前記h軸に直流電流を流し、前記v軸に交流電流を流して、前記永久磁石形同期電動機の回転子停止後に前記v軸電流の交流成分の大きさと位相を検出し、前記永久磁石形同期電動機のv軸電圧の交流成分の大きさと位相を検出または推定し、前記v軸電流の交流成分の大きさと位相及びv軸電圧の交流成分の大きさと位相よりインダクタンス成分Lvを求め、該インダクタンス成分Lvを前記q軸方向のインダクタンスLqとして設定記憶することを特徴とする同期電動機の制御方法。
IPC (2件):
H02P 21/00 ,  H02P 3/24
FI (2件):
H02P 5/408 C ,  H02P 3/24 C
Fターム (19件):
5H530AA07 ,  5H530CC30 ,  5H530CD32 ,  5H530CD34 ,  5H530CE12 ,  5H530DD03 ,  5H530DD06 ,  5H576BB07 ,  5H576DD02 ,  5H576DD07 ,  5H576EE01 ,  5H576HB01 ,  5H576HB04 ,  5H576JJ17 ,  5H576KK06 ,  5H576LL22 ,  5H576LL24 ,  5H576LL39 ,  5H576LL40
引用特許:
出願人引用 (2件)

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