特許
J-GLOBAL ID:200903004987792850

ラッチ機構を備えた組立式輸送容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 修自
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-321306
公開番号(公開出願番号):特開平6-144437
出願日: 1992年11月05日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】ラッチ機構を備え、蓋の着脱が容易な組立式輸送容器の提供。【構成】組立式輸送容器を構成する、好適に波形鋼板製のエンドパネル20の縦支柱材21に近接して、取付け金具41をパネルの側板1に固着し、その当接壁42を貫通して進退し得るスライドピン45を、その先端46が縦支柱材の貫通孔22から常時突出するようにバネ圧をかけて配置し、スライドピンの後端に枢軸50を介して枢着した操作レバー51をその端面で常時当接壁に当接させてラッチ機構40を構成し、前記ラッチ機構のスライドピン先端46を基底部で押圧し得ると共にスライドピンを受け入れる受け孔32を有するラッチ受け31を天蓋30の相当位置に設けた、ラッチ機構を備えた組立式輸送容器。天蓋を被せる時、ラッチ受けの基底部がスライドピンの先端を押し込んで自動的にラッチが掛かり、操作レバーを下げることにより簡易迅速にラッチが解除される。
請求項(抜粋):
左右の側辺に断面ほゞコ字状の縦支柱材を有し、上辺に側板の上縁を覆う上カマチ材を有する一対ずつのサイドパネルとエンドパネルを台床構造上に箱形に組立て、その上から天蓋を被着するようにした組立式輸送容器において、エンドパネルの縦支柱材21に近接してパネルの側板1に固着した取付け金具41の当接壁42を貫通して進退し得るスライドピン45を常時進出方向にバネ圧をかけて配置し、該スライドピンの先端46は常時は縦支柱材に穿設した貫通孔22から突出させ、スライドピンの後端47は常時前記当接壁に当接させた操作レバー51に枢着して成るラッチ機構40を設け、前記ラッチ機構のスライドピン先端を押圧し得る基底33を有し、該スライドピン先端を受け入れる受け孔32を有するラッチ受け31を天蓋30の相当位置に設けたことを特徴とする、ラッチ機構を備えた組立式輸送容器。

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