特許
J-GLOBAL ID:200903004987929104

リン酸亜鉛処理性および成形性に優れたアルミニウム合金材料の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 保夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-251285
公開番号(公開出願番号):特開平8-092773
出願日: 1994年09月20日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【構成】 表面にMgOを主体とする酸化皮膜が形成された0.4 %以上のマグネシウムを含有するアルミニウム合金板を、リン酸亜鉛処理するに先立ち、無機酸からなる酸性溶液または無機酸を主要成分として含む酸性溶液中で処理して、酸化皮膜層、または酸化皮膜および該酸化皮膜の直下に位置するアルミニウム合金素材からなる表面層を溶解除去する場合、酸化皮膜の質量を測定し、予め求めた各処理条件における酸性溶液中での酸化皮膜の溶解速度に基づいて、所定の酸化皮膜質量が溶解除去される条件で酸化皮膜層または表面層を処理する。【効果】 リン酸亜鉛処理性および成形性に優れたMg含有アルミニウム合金材料、とくに自動車車体用として好適なアルミニウム合金材料が得られる。
請求項(抜粋):
表面にMgOを主体とする酸化皮膜が形成された0.4 %( 質量%、以下同じ)以上のマグネシウムを含有するアルミニウム合金材を、リン酸亜鉛処理に先立ち、無機酸からなる酸性溶液または無機酸を主要成分として含む酸性溶液中で処理して、酸化皮膜層、または酸化皮膜および該酸化皮膜の直下に位置するアルミニウム合金素材からなる表面層を溶解除去する場合、形成されている酸化皮膜の質量を測定し、予め求めた各処理条件における酸性溶液中での酸化皮膜の溶解速度に基づいて、所定の酸化皮膜質量が溶解除去される条件で酸化皮膜層または表面層を処理することを特徴とするリン酸亜鉛処理性および成形性に優れたアルミニウム合金材料の製造方法。
IPC (3件):
C23G 1/12 ,  B21B 45/02 330 ,  C23F 1/20

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